粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

大井競馬「ジャパンダートダービー」(3歳交流GⅠ)予想

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参議院選挙が終わっても東京都知事選がある

 

中央の上半期GⅠが終わっても東京でJDDがある

 

石田純一が回避してもマックは健在!

 

ブログが変わってもカスP権兵衛GⅠ対決は健在!

 

今年の「ジャパンダートダービー(JDD)」ですが…出馬表を見て愕然。

地方競馬のダービーの総決算ということですが、地方競馬のダービーって、大井と名古屋でしか行われなかったの?道営、岩手、兵庫、佐賀のダービー馬はどこ行ってしまったのか?故障で出られないというならともかく、道営のスティールキング、岩手のエンパイアペガサス、兵庫のノブタイザン、佐賀のドンプリムローズ、そんな話は出てきていない。

確かに「JDD」に出るのはリスクが伴います。南関以外は、よっぽど抜けた馬でなければ掲示板すら期待できないし、長距離輸送した挙句レースのペースについていけず、脚部不安になったりこれまでの走りのリズムを崩したりする虞もないとはいえない。とはいえここまで各地のダービー馬が逃げ腰というのでは、「ダービー」の価値が墜ちる。個人的には3年連続勝利馬が特別な理由なく「JDD」を回避した競馬場のダービーは、「JDD」優先出走権を剥奪し、替わって「高知優駿黒潮ダービー)」に与えることにしては、と思うのです。

中央500万条件勝ちからの転入初戦で「東京ダービー」を勝ったバルダッサーレについては色々と物議を醸しましたが、今回「JDD」に挑戦する。ところが「JDD」への優先出走権のある2着馬プレイザゲームは回避(3着馬タービランスは予定していたが確定後出走取消)。バルダッサーレが勝った理由のひとつが、今年の南関クラシックのレベルが低かったからというのは、当の南関の関係者も認めていますが、まさかプレイザゲームが勝っていたら、「東京ダービー」馬の看板を背負いながら「JDD」から逃げたのでしょうか?

私は今は名古屋競馬を応援していません。それでも今回出走する東海ダービー馬・カツゲキキトキトのオーナー・野々垣正義氏と管理する錦見勇夫師には心から敬意を表します。

 

とはいえ中央馬中心のレースになるのは否めない。ユニコーンS(中央3歳GⅢ)を勝ったゴールドドリームと、同馬と互角の戦いを演じたストロングバローズ、そして「兵庫CS」(兵庫・3歳交流GⅡ)でゴールドドリームを1.2秒という大差で降したケイティブレイブ。そこに今、破竹の勢いの戸崎駆る、前走鳳雛S(中央3歳OP)勝ちのキョウエイギアに、「東京ダービー」勝ち馬のバルダッサーレ。「東海ダービー」を2着馬に1.4秒差と大勝ちしたカツゲキキトキトですが、思い出すのは2014年の「東海ダービー」で2着馬に1.3秒差つけた金沢ケージーキンカメ(現在は中央1000万)。こいつはもしかしたら…と淡い期待を抱いたのですが、結果云々以前にレースについていけないのに愕然。今年は中央勢の層も厚く、掲示板入線で万々歳。「東海ダービー」2着だった笠松キタノアドラーブルに至っては、「駿蹄賞」、「東海ダービー」と続けてカツゲキキトキトに完敗だったうえ、「クイーンカップ」では馬券圏内にも届かず。調子落ちが感じられた「クイーンカップ」から間隔が詰まっているだけに、着順云々以前に、何事もなく笠松に戻って来られるかの方が気掛かり。おそらく当初陣営の念頭に「JDD」はなく、他地区のダービー馬が大量回避して出走枠がガラ空きになり、出られるならということで出走を決めたのでしょうが…。

 

<カスPの予想>

◎6枠9番 ストロングバローズ(JRAデムーロ

ユニコーンSでは先着したゴールドドリームではなく、こちらを本命に選んだのは、2000メートルという距離。ゴールドドリームが先着しているのはすべて1600メートル。1800メートルはゴールドドリームという天敵がいなかったにせよ2戦2勝。特に伏竜S(3歳OP)の中山1800メートルは大井の2000メートル同様コーナー4つ。地方未経験とはいえ、東京ダート1600メートルより大井2000メートルの方がこの馬には合っていそう。

 

〇5枠6番 ゴールドドリーム(JRA・川田)

ユニコーンS勝ち馬。血統的にはいう事なし。父ゴールドアリュール、母父フレンチデピュティともにダート種牡馬の大御所で、ともに「JDD」勝ち馬を出している。ただ、「兵庫CS」ではあまりにケイティブレイブに差をつけられている。ケイティブレイブ鞍上の川原の神騎乗、馬の小回り適性を考慮したにせよ、ケイティブレイブが小回り得意というより、ゴールドドリームが苦手としているような気もしないではない。逆に東京ダート1600メートルではユニコーンSだけでなくヒヤシンスS(3歳OP)も勝っていて、そこではケイティブレイブ(4着)に0.4秒差先着。ただ、ヒヤシンスSの0.4秒差と「兵庫CS」の1.2秒差の差し引き0.8秒は、この馬の小回り適性ではなかろうか?無論、地方競馬場といっても大井と園田では全然違う。小回り得意の馬に勝ちを奪われることはあっても、馬券圏内から外れるとは考えにくい。鞍上川田は惨敗した「帝王賞」では武豊との力量の差を一部から指摘されたりもしたが、屈辱をここで晴らすことができるか?

 

▲5枠7番 キョウエイギア(JRA・戸崎)

ユニコーンSは出走せず。ストロングバローズが勝った伏竜Sは0.8秒差5着と差をつけられたが、それ以後成長し、青竜S(3歳OP)3着を挟み、鳳雛Sを勝利。何より鞍上が飛ぶ鳥落とす勢いの戸崎。言うまでもなく元大井のトップジョッキー。伏竜は諸葛孔明鳳雛龐統子元で、未だ世に出ぬ逸材と並び賞されていた。龐子元は孔明とともに劉備玄徳に仕えたが、益州攻略の際悲運にも落命し、鳳凰として中原に羽ばたくこと叶わなかった。キョウエイギアは鳳凰として羽ばたき、3歳ダート王者となることができるか?

 

△8枠13番 ケイティブレイブ(JRA武豊)

兵庫CS」でゴールドドリームを完膚なきまで叩きのめしたものの、今回大外枠。鞍上武豊は同じコースの帝王賞では好位からコパノリッキーを勝利に導いたが、今回何が何でも逃げたいという馬は他に見当たらない。大外でもハナでレースを引っ張るのはこの馬か?「兵庫CS」以来の出走なので、あの大勝利が馬の成長による実力なのか、それとも小回りコース適性やそのときの鞍上川原の手腕、ゴールドドリームが本来のレース運びができなかったことによってもたらされたものなのか、判別し難い。もし前者なら、とてつもなく強い馬ということになるのだが…。

 

×6枠8番 バルダッサーレ(大井・吉原)

色々と物議を醸した「東京ダービー」馬。とはいえマカニビスティーのように中央に戻らず、このまま南関に留まり続けるようなので、私個人は制度に改善の余地あることは認めるが、この馬にあまり悪感情はない。東海公営ファンの私は、昨年の「東海ダービー」でバズーカというとんでもない馬を見ているので、それに較べればよっぽど良心的である。「東京ダービー」を2着馬に1.4秒差と圧勝しているものの、先述したように今年の南関クラシックのレベルは相当低かった。この馬の「東京ダービー」の勝ち時計も特筆しているわけではない。ただ、中央500万条件を勝ったときの時計は悪くなく、レースレベルに合ったタイムを出しただけで、このメンバーに入るとついていけない…とは限らない。そういう点では未知の魅力がある。ダートでは「東京ダービー」を含め4戦3勝だが、8着に敗れた500万条件では、因果関係は断定できないがブリンカーを着用していなかった。

 

買い目は三連単9→6、7→6、7、8、13(6点)と

馬単9←→13、7→9、9→8で計10点。

 

<逆神の権兵衛の予想>

中央馬優位は確かも単勝オッズ1桁の3頭がオッズほど信用できるか?となると……意外と好走多い東京ダービー馬からの臨戦馬、特に勝ち馬のバルダッサーレの買い方がポイントか?

 
◎6枠8番 バルダッサーレ
昨年の東京ダービー馬ラッキープリンスが昨年3着。同馬のダービー勝ち時計よりも前走勝ち時計速く食込み余地十分。
 
○5枠6番 ゴールドドリーム
2走前兵庫CS2着以外4戦全勝と堅実。位置取り不問で地方戦2戦目の慣れ見込む。
 
▲6枠9番 ストロングバローズ
OP3戦含む全6戦連対とこれも堅実。前走ユニコーンSも時計差無く小回りこなせば。
 
×5枠7番 キョウエイギア 
勝ち味遅いが善戦はするタイプ。小倉で勝ち鞍あり地方は合うかも。戸崎が怖い。
 
×8枠13番 ケイティブレイブ
ゴールドドリーム千切った兵庫CSは圧巻だったが・・・フロックか?も一応押さえで。
 
馬券は
3連複1頭軸流し
軸 8
相手 6、7、9、13
の6点で参ります。