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粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

日曜新潟メイン「レパードS」(3歳GⅢ)予想

競馬評論家の清水成駿氏が死去。享年68歳。

週末の東スポ(東海地方では中京スポ)の一面に大きく「馬単三国志」を連載していて、前振りがタイトル通り三国志であったり戦国時代であったり、歴史と絡めているところが面白く、予想を参考にするかどうかは別にしてついつい読んでしまっていた。ところがここ暫くは「馬単三国志」がなく、それに伴ってどうも病気っぽい噂のようなものがちらほら。時折復活もしたのですが、秋のGⅠシーズンで「馬単三国志」を読むことはついに叶わなくなった。

他の競馬評論家たちとは一線を画しているような感じで、良くいえば無頼、別のいい方をすれば胡散臭い山師じみた雰囲気があり、人によって好き嫌いあったでしょうが、私はそんな泥臭さが憎めなかった。2006年、オークスカワカミプリンセス(3番人気)を本命にして的中させた前後は、何か乗り移ったのではないかと思うほどに予想が神がかっていたのをよく覚えています。

ご冥福をお祈りします…という言葉は使いません。映画「麻雀放浪記」のラスト、九連宝燈を上がったと同時にヒロポン中毒がたたって死んだ老勝負師・出目徳の亡骸を、主人公の坊や哲らが身ぐるみ剥いで、坂の上から河原に転がり落とし、そのまま勝負の卓に戻るというシーンが実に印象的でした。九連宝燈(麻雀で最も難しい上がり役)決めようが、直後死んでしまえば巻き上げるどころか、死人には不要だとばかりに身ぐるみ全部持っていかれる。これぞ勝負師に相応しい最期だと、出目徳や哲たちに格好良さすら感じた。そんな出目徳に「ご冥福を…」なんて言葉似合わない。清水氏と出目徳は全然違いますが、偉大なる勝負師兼いかさま師・清水成駿に、冥界での安らかな幸福を祈るというのも何となくしっくりこないのです。幸福ではなく、幸運。向こうでもどうせ大見栄切るだろうから、ご冥運を、といったところでしょうか。

 

さて、レパードSの予想を。

今回ケイティブレイブの武豊が逃げ宣言。理想は単騎とまで言った。今まで逃げて結果を出してきた馬で、煙幕とは考えづらい。もしかしたら前走、逃げて圧勝だった内枠のネクストムーブを牽制しているのかもしれません。やるなら相手になるよ、と。これを受けてネクストムーブがどう応じるか。そしてこの2頭の動きが、後方待機だろうグレンツェントにも影響してくる。

JRAのHPのデータ分析に、顕著な傾向がふたつあり、ひとつは最内、大外は苦戦傾向にあること。もうひとつは1800メートル以上での実績が必要になること。

 

本命はケイティブレイブ。「ジャパンダートダービー」ではキョウエイギアに0.9秒差つけられた2着でしたが、当日の馬場の傾向はキョウエイギアに味方していて、地元のトップジョッキーだった戸崎がそれを敏感に読み取り、活かすことができた。むしろケイティブレイブが逃げて2着に粘ったことを評価したい。中間の動きは良いのですが、「JDD」を経て来たのはこの馬だけ。他の「JDD」出走馬と違ってユニコーンS(3歳GⅢ)を経由しておらず、ローテ的にはそれほど厳しくはないと思います。それでもGⅠだっただけに、全然競馬ができなかったならともかく、力を出し切ったと思われる走りの後では、反動は出るかもしれない。懸念があるとすればそこだけです。

 

対抗ネクストムーブ。出走馬中、フォースリッチと並んでキャリア3戦と浅い。ただ、3戦とも中身は濃い。特に2戦目のわらび賞(3歳500万)は、同じ新潟ダート1800で、時計も速い中で先行して粘り腰を見せた。2番枠はこのレース、あまり成績が芳しくないのが気掛かりですが、ケイティブレイブとやり合うかどうかはともかく、番手にはつけるから、内で包まれるということはないはず。むしろ懸念は追い切りが軽過ぎること。先週しっかりやったから問題ないといいますが…。父バトルプランは新鋭の種牡馬。今のところローカルのダートを中心に結果を出していますが、新潟は特別得意というわけでもなさそう。

 

単穴グレンツェント。前走ユニコーンS3着。ただ、1、2着馬が「JDD」で案外な結果だっただけに、この成績にどれだけ価値を認めるかということになる。1800メートルに実績あるのは頼もしいけれど、後ろからの馬だけに最後届くかどうか。6戦して唯一馬券圏外だったのが、新潟1800メートルだったのですが、ダートではなく芝。

 

あと注意するのはピットボス。ユニコーンS4着。グレンツェントよりも前でレース運びができる。この馬も1800メートルで実績あり。血統的には晩成ではないけれど、だんだんと力を付けてくるタイプ。

 

穴馬指名にオーシャンビュー。前走1000万条件で4着。このレースの好走条件のひとつが、1000万条件で3着以上。ひとつ足りませんが、1000万条件で3着入線しているヨシオは1400メートルまでの実績しかなく、狙いづらい。この馬も1600メートルまでなのですが、マヤノトップガン産駒は中距離向き。これまで10戦、走ったコースはすべて左回り。それに10戦中9戦が人気より上の着順。ヒヤシンス賞(3歳OP)のときの13番人気12着は人気より上といっても強調できませんが、カトレア賞(2歳500万)のように、11番人気2着というレースもある。おそらく後ろからの競馬で、展開が向いてくれれば。

 

◎4枠5番 ケイティブレイブ(武豊/1番人気 2.5倍)

〇2枠2番 ネクストムーブ(デムーロ/3番人気 6.2倍)

▲5枠6番 グレンツェント(戸崎/2番人気 3.1倍)

△5枠7番 ピットボス(内田博/4番人気 9.7倍)

×7枠11番 オーシャンビュー(嘉藤/9番人気 49.6倍)

単勝人気とオッズは前日のもの)

買い目は5を軸に三連複2、6、7、11に流して6点。それから馬連2-5、6、7、11と6-11で5点。そして三連単7→6→5で計12点。

 

週明けには「笠松オークション」の出品物紹介を。