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粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

南関重賞の予想は需要があるのか?

某女優の息子の性犯罪については敢えて記すことはありませんが、その騒ぎで一時的であっても沈静化した<SMAP>解散については、私もかつてライブを見にナゴヤドームに行ったことがあるし、ひとつだけ記していきたいのです。

 私の好きな作家・塩野七生著作に「ローマ人への20の質問」という本があります。そこで、ローマの歴史や文化について、基本的な質問が20あり、それぞれを著者が丁寧に説明していくというものなのですが、最後の質問が、

「なぜローマは滅亡したのか」

そのストレートな質問に対し、著者は18世紀の歴史家エドワード・ギボンの言葉を借りて答えている。

―ローマの衰退は、並はずれて偉大な文明の辿り着く先として、ごく自然で不可避な結果であった。(中略)……ゆえに、人工によるこの大建造物をささえていた各部分が、時代か状況かによってゆらぎはじめるや、見事な大建築は、自らの重量によって崩壊したのである。ローマの滅亡は、それゆえに、単純な要因によってであり、不可避であったのだ。だから、なぜ滅亡したのかと問うよりも、なぜあれほども長期にわたって存続できたのかについて問うべきなのである。

(塩野七生「ローマ人への20の質問」文春新書 2000年)

「ローマ」を「SMAP」に置き換えれば、そのまま通用してしまうような一文です。それに、解散の理由よりも、あのバラバラの個性を持ったグループが25年も続いた(CDデビューから25年で、それ以前も含めれば28年になる)理由こそもっと語られるべきでしょう。

「自らの重量によって崩壊した」きっかけは、それこそ年始に明らかになったマネージャー飯島氏の件かもしれませんが、朝日新聞の文化欄でSMAP騒動について採りあげられていて、ある評隣家が面白いことを述べていました。SMAPは、滅びゆくテレビ界の最後の「皇帝」であり、解散によってテレビ界を支える役割から解放された、と。偉大さと長さからすれば、1962年に結成された<ローリングストーンズ>の方が世界的知名度では比較にならないし活動期間も長い。ただ、<ローリングストーンズ>はレジェンドではあるけれど、ロック界すべてを一身に背負う存在ではないし、メンバーが幾度となく替わっている。<SMAP>はブレイクしてから最後まで、基本あの5人で日本のテレビ界―しかも斜陽期―を支え続けてきたのです。

最後の最後、ギボンではなく塩野氏自身が、飽く迄想像としながらも、ローマ滅亡の原因を述べていて、さすがにこれは著作のクライマックスなので触れませんが、やっぱりこれも<SMAP>に置き換えることができる。

 

閑話休題。寝ても覚めても氏の大井「アフター5スター賞」の予想はハズれましたが、実をいうと、その日は普段のアクセス数の倍以上で、翌日になるとまたガクンと落ちた。

つまりは、南関競馬の予想の需要が大きいということなのでしょうか?そういえば、毎週南関重賞の予想を記しておられた、大御所(?)ブロガーのブログが7月末より更新が止まっている。私は南関は交流GⅠしか買いませんが、ブログは結構拝見していました。交流重賞になると各馬一頭一頭挙げて分析されるときがあるのですが、笠松からの遠征馬は虫けら扱い。コノヤロウと思うのですが、本当に着順度外視、出走手当目当てでやって来て、道中最後方離れてポツンと一頭…という馬ばかりだから仕方ない。

氏はブログを読む限り、私よりひと回り以上は年上のようで、病気を患っておられるみたい。更新が滞っている理由はわかりませんが、氏のブログの愛読者の一部がウチに回ってきた…わけがない。でも、中央なら予想ブログなど雲霞の如きで、到底見向きもされませんが、南関は需要ほど予想ブログがなく、こんなすみっこぐらしなブログでも結構見て貰えるのかもしれません。ただ、私は南関は全然わからないので、交流GⅠでもなければ、今回の寝ても覚めても氏のように、他の方が予想を提供してくれて、それをUPするより他ないのですが。

見方を換えれば、笠松(まだ名古屋を応援していた頃は名古屋も)の重賞は、南関よりずっと注目度が低いということか。まあ、まったく参考にならない私の予想だからかもしれませんが。