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粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

金沢競馬最強馬・ナムラダイキチ引退

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何じゃこりゃ?

スーパーの食玩コーナーにこんなモノが売っていたので買ってきました。

10年ほど前まで、名古屋に通っていた頃はワンコインフィギュアのブームみたいな時期で、今はもうない栄や名古屋駅太閤通口横のソフマップで毎日のようにガンダムとか色々なキャラクターのワンコインフィギュア(500円前後の掌サイズのフィギュア)や食玩を蒐集していました。あとトミカも集めていた。ストレス解消の意味もあったのですが、ある程度集まってくると飽きがきて、別のものを集めるようになる。そんでもってある日、溜まりに溜まったコレクションをまとめて(10万円相当?)、そういった物を扱うコレクターズショップに売りに行ったところ、ひと山幾ら、二束三文で買い叩かれショックを受けました。以降ばからしくなって集めるのをやめ、家から車で通える距離の職場で働くようになったこともあり、縁遠くなった。ニコマスPとして悪名(汚名?)を馳せていた時期、アイマスキャラの「ねんどろいどぷち」を集めたり、「2」のキャラのときは通販で箱買いという反則技を使ったりもしましたが、これも結局すぐ売ってしまいました。

 

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隣に馬券を並べたのは大きさ比較のため。

 「あるきすまほ」とか「ひとりからおけ」とか全部で8種類あるのですが、これ、「こすぷれ」らしい。誰がこういうあほらしいもの考えつくんだろ?というわけで久しぶりに集めてみようかな、と。

ちなみに今は1万円前後のフィギュア。ただ、よっぽど造形が気に入った物や好きなキャラクターしか購入しないので、数自体は少なく、実はアイマスのフィギュアはゼロ。「ラブライブ」や「艦これ」のフィギュアは、キャラクター数も多いだけに「一番くじ」等のプライズ品でないメーカー品でも、1万5000円前後のものが数多発売されているのですが、まさかコレクターは全部集めているのだろうか?

 

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ちなみに一番のお気に入り。「スーパーロボット対戦OG」というゲームに登場するエクセレンというキャラクターのバニーコスプレ。1/4スケールなので結構大きい。10年くらい前に出たものですが、経年による劣化や汚れも見られず、美品ということで当時の定価とほぼ同額で購入。お値段は、カタギの人はドン退きしてしまうので伏せておきます。

 

閑話休題地方競馬の話題を。金沢のナムラダイキチが引退。42戦28勝。

忘れられないのは2012年の地元金沢の交流重賞白山大賞典」と、翌年の笠松オグリキャップ記念」。

白山大賞典」は地元のファンの期待を背負い、中央馬を差し置いて2番人気。中央では3歳で500万条件を勝ちましたが、そこから先は歯が立たず中央2勝で金沢に移籍。ところが以降大化けして、「白山大賞典」に至るまで金沢で20戦16勝、連対率100%。「MRO金賞」、「イヌワシ賞」等地元重賞を幾つも制した。地元生え抜きもいいけれど、一番好きなタイプは、中央の下のクラスで落ちこぼれながらも、地方で立ち直って勝ち上がり、やがて交流重賞で中央のトップクラスと互角に渡り合うまでに強くなった馬。かつては名古屋のキングスゾーンがそうでした。結果は、2戦後にジャパンカップダートを制したニホンピロアワーズには0.9秒差つけられましたが、残りの中央馬4頭は退け、3着エーシンモアオバーには2馬身半差。

レース振りを見て、こいつは交流重賞を制する器だと思いました。そして年末の「名古屋グランプリ」で本命に。ニホンピロアワーズのような抜けた存在はおらず、当日、中央はイレギュラーな日程変更で名古屋と開催が重なり、中央馬5頭のうち3頭は名古屋、笠松の騎手が乗ることに。これはチャンスだと期待大だったのですが、2番人気で4着。馬券圏内すらキープできず、金沢移籍後30戦のうち、馬券圏外に敗れた2レースのうちのひとつとなった。しかも勝ったのは「白山大賞典」で2馬身半差つけたエーシンモアオバーで、まるで「倍返し」といわんばかりに2.2秒差もつけられた。地元とアウェーではこうも違うのかと私は天を仰ぎました。

しかし翌年の「オグリキャップ記念」。単勝1.2倍。昨年勝ち馬で、同じ金沢を代表する名馬ジャングルスマイル(2着)に1.9秒差つける圧勝。このレース、現地で観ていたのですが私も大黒社も三連単的中。でも三連単330円、三連複に至っては140円。一頭だけ駆けていく最後の直線は見ていてもう笑うしかなかった。

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ただ、その後ナムラダイキチが交流重賞に出てくることはありませんでした。2013年最後のレースは6月の「百万石賞」の単勝元返し勝ち。その年の「JBC」は金沢開催で、同馬と中央のトップクラスの対決がおおいに期待されたのですが、脚部不安で、その前の「白山大賞典」さえ出られなかった―「JBCクラシック」では代役のジャングルスマイルが4着と健闘したのですが。「オグリキャップ記念」以降、引退までの3年間は僅か9レース。春にしか出て来ず、それでも金沢最強の名を汚すことなく7勝。しかし最後の今年6月の「百万石賞」で4着―2012年「名古屋グランプリ」以来の馬券圏外が最後になりました。勝った馬はジャングルスマイル。

地元最強でありながら、結局交流重賞に出る機会は2度しかなかった、悲運の馬でした。父スパイキュールも「未完の大器」といわれましたが、ナムラダイキチも脚に不安を抱えなかったら、中央のトップクラス相手に数々の名勝負を演じられたかもしれない。あと、土地柄なのか、それとも「名古屋グランプリ」の敗北がトラウマだったのか、あまり外に出てくることがなかった。金沢移籍後、外に出たのはその「名古屋グランプリ」と「オグリキャップ記念」だけ。決して「鳥なき島の蝙蝠」という馬ではなかっただけに、遠征競馬で脚に負担をかけたくなかったのもあったのでしょうが、あまり積極的に外に打って出て、活躍の場を広げなかったのは残念です。