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粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

競馬場の経営力が試される「西日本ダービー」

地方競馬

木曜日の競馬の結果

川崎競馬JBCレディスクラシック」…カスP 馬単2,280円的中(ララベル除外のため9点)/逆神の権兵衛 ハズレ

1着 2番ホワイトフーガ(1番人気)カス◎ 権◎

2着 14番レッツゴードンキ(4番人気)カス△ 権▲

3着 1番トーセンセラヴィ(6番人気)

勝ちタイム 1:41:3(重)/コースレコード 1:37:9

 

正直馬単2280円はよくついたなという印象。トリガミを覚悟していましたから。2013年ドリームバレンチノの教訓が活きた。学習能力のないカスPには珍しい的中でした。レッツゴードンキは父キングカメハメハ、母父マーベラスサンデーという血統はミドルディスタンスでもいけそうですが、牡馬相手となるとどうかな?という印象。脚質からむしろスプリントなら牡馬相手でも面白い戦いができそう。来年の名古屋「かきつばた記念」辺りならいけるかも?トーセンセラヴィは浦和所属。中央では芽が出ませんでしたが、浦和、川崎で8連勝の勢いが続いた。アムールブリエはまったく見せ場なしの9着。「白山大賞典」で牡馬相手に57キロ背負って2着に好走した反動か?マイルは忙しいかもしれないと思っていたのですが。

 

川崎競馬JBCスプリント」…カスP 三連複1,050円的中(6点)/逆神の権兵衛 ハズレ

1着 1番ダノンレジェンド(3番人気)カス△ 権△

2着 2番ベストウォーリア(1番人気)カス◎ 権〇

3着 12番コーリンベリー(4番人気)カス△

勝ちタイム 1:27:2(重)/コースレコード 1:26:6

 

もうこれは序盤で決しました。ダノンレジェンドが好スタート。デムーロは勝利インタビューで前走背信の敗北に繋がったスタートを気にしていましたが、彼が願っていた以上のスタートの良さで、単騎逃げが叶った。こうなると最内枠はこれ以上ないアドバンテージ。すべてがダノンレジェンドに味方したレースでした。連覇叶わなかったコーリンベリーは外枠が響いた。今回南関ファンの期待を一身に背負ったソルテは直線失速し、掲示板すら確保できなかった。これまで好走した交流重賞3戦、いずれも先頭でレースを引っ張った。他馬に主導権を握られると案外脆いのかもしれません。ダノンレジェンドのスタートがあそこまで良くなければ、こんな結果にはならなかったかも。

 

川崎競馬JBCクラシック」…カスP ハズレ/逆神の権兵衛 ハズレ

1着 9番アウォーディー(1番人気)カス◎ 権◎

2着 8番ホッコータルマエ(3番人気)カス△ カス△

3着 6番サウンドトゥルー(5番人気)カス△

勝ちタイム 2:15:3(重)/コースレコード 2:10:7

 

コパノリッキーは、おそらく調子落ち。道中あんな位置取りの馬ではない。同一重賞―しかもGⅠ三連覇が如何に難しいか。コパノはダメだと途中で諦めたものの、明らかにマークしてくっついているアウォーディーもコパノへのマークに固執するあまり勝機を見失ってしまうのでは?と思いましたが武豊は愚かではなかった。ダートでは負けなし。ダート界はなかなか世代交代が進んでいないだけに、チャンピオンズカップでも大仕事をやってのけるかも。2着ホッコータルマエは過小評価していました。でも得意の川崎2100メートルという面もあったのかもしれず、チャンピオンズカップ、「東京大賞典」だとどうだろうという感じ。ガッカリだったのが、実は密かに期待していたクリソライト。途中で故障じゃないかと思うような失速振り。藤井は道中些か強引に進出した感じでしたが、控えてどうこうなる舞台ではなく、セコい着狙いならともかく勝ち負けを演じたければ前に行くしかなかった。韓国での圧勝で勢いがついたかと思ったのですが、逆に反動が出てしまったようです。

 

カスPは3戦2勝。ただ、大きな配当ではないので、14点買いの「JBCクラシック」で勝ち分の大半を溶かし、残った分も、よせばいいのに最終の「ローレル賞」に投入し、殆ど失った(佐藤友則のせい。ヤツが出場していなかったら手を出すことはなかった)。結果、

プラス30円

あんなショボい予想でも過去のレース映像を見たり血統表を見たり云々で1レース1時間かけたわけで。つまり、JBC3レース予想を時給に換算すると

時給10円

(しかも夜勤)

でもマイナスでなかっただけマシだったのかもしれません。現地観戦しながら、秋のGⅠ9連敗という記録を作ってしまった方どうぞ。

 

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そういえば、JBC前日、川崎で南関以外の所属馬の出走枠が2頭しかない看板だけ全国交流の「ロジータ記念に対抗すべく(?)「南関お断り」の「西日本ダービーという3歳馬対象のレースが園田で行われました。更に「西日本ダービー」には西日本の競馬場所属の3歳馬というだけでなく、その所属する競馬場に、デビューから一貫して所属し続けているという出走条件がつくのです(金沢は冬期開催がないので特例あり)。つまり道営デビューは出走資格がない。

こういったユニークなレースができるようになったのは、笠松でも新馬戦がとりあえずできるようになった、地方競馬場を取り巻く環境の好転もあるでしょう。特に第1回「西日本ダービー」で2着になったのが、12年ぶりの高知の新馬戦を勝ったディアマルコ。同馬は今年の「グランダム・ジャパン」3歳シーズンを船橋クラトイトイトイとともに盛り上げた1頭。第1回は西日本で一番レベルが高い地元兵庫勢が1、3、4着と上位を占めましたが、来年以降各競馬場が持ち回りで開催。その競馬場の若駒の力が試される。いい若駒が入り、尚且つ3歳の11月まで残ってもらうためには、その競馬場が魅力ある競馬場でなければならない。馬主にとって魅力ある競馬場とは、賞金や手当が厚い競馬場。「西日本ダービー」の結果は、その競馬場の馬のレベルだけでなく、経営力をも反映することになる。

「西日本ダービー」には、地元に新馬が集まって欲しい、根付いて欲しいという、ホッカイドウや南関に較べると立場が弱い西日本の競馬関係者や馬主の思いもあるのですが、一方で見ている側も地元の馬の応援に熱が入る。中央からのお下がりや道営デビューでも、笠松所属であれば笠松ファンは応援するのですが、「ロジータ記念」を勝ったミスミランダーのように他地区から来た馬は、強い馬ほどまた他地区へと移りがち。デビューから一貫して同じ競馬場所属であり続ければ、「おらが競馬場で育った馬」とファンの馬に対する愛着もまたひとしお。もうすぐ「ラブミーチャン記念」ですが、ラブミーチャンの名が冠されたレースができたのは、強いだけでなく、笠松デビューで、最後まで一貫して笠松所属だったということもある。ライデンリーダーの父であるワカオライデン笠松で活躍した馬ですが、「ライデンリーダー記念」があるのに「ワカオライデン記念」がないのは、ワカオライデンが中央から移籍してきた馬というのもあります。

レベル的にしばらくは兵庫優勢で、笠松開催は4年後のようですが、そのときは地元に勝ち負けを争えるだけの駿馬が存在して欲しいものです。