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粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

第14回「笠松オークション」出品物紹介

ホッカイドウの若手・水野翔が11月14日から笠松に短期滞在。笠松には既に大井の高橋昭平が騎乗。末期の荒尾競馬より騎手が少ないという現状、期間限定で他場の若手に来てもらうより他にないのです。過去に高知で所属騎手が相次いで負傷、戦線離脱し、当時まだ存在していた福山、荒尾に開催日に騎手を派遣してくれるよう依頼するという非常事態がありましたが、笠松もいつそうなってもおかしくない。そういえばホッカイドウといえば宮平鷹志は今年1年、1勝も挙げられなかったけど、宮平こそ笠松に来たらいいのに、と思う。騎乗馬の口利きはできないけれど、「やればできる子なんです」と宣伝くらいはできないこともない。

 

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笠松競馬のくじ。300円。

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近日発売?撮影したのが10月半ばだから、もう既に「愛馬会」の売店に並んでいるかもしれません。

 

さて、「笠松オークション(通称かさオク)」出品物紹介。

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①ゼッケン・フジノウェーブ

2007年、地方馬で初めて交流GⅠ「JBCスプリント」を制した名馬だが、実は笠松デビュー。第10Rで馬番3を手掛かりに調べたところ、2010年「かしわ記念」、2006年「ゆりかもめオープン」、笠松所属での最後のレースとなった2005年「黒潮盃」が該当。競馬界一のお騒がせ男・御神本のサイン入りだが、該当3レースのうち、御神本が騎乗したのは「ゆりかもめオープン」。「かしわ記念」は柏木健宏で、「黒潮盃」は安藤光彰。下に「10.17」と10月17日を思わせる記述があるが、「ゆりかもめオープン」は大晦日。「黒潮盃」は8月16日だからともに該当しない。「黒潮盃」のときのゼッケンに、後日御神本がサインしたのかもしれない。「貴重な一枚」とあるが、ミステリーな一枚でもある。

②ゼッケン・アウトジェネラル

大井所属の馬で2013年「羽田盃」、2015年「金盃」勝利。今年の「オグリキャップ記念」3着で、現在も南関の第一線で活躍。馬番が隠れているのでどのレースのものかはっきりしないが、今年の「オグリキャップ記念」のものではなかろうか?

③ゼッケン・クインオブクイン

笠松が産んだ名牝。2005年船橋クイーン賞」2着、2008年川崎「エンプレス杯」3着と、ラブミーチャンと違って交流重賞勝利に手は届かなかったが、幾度となく牝馬交流重賞戦線を沸かせた。後に岩手に移籍したが、笠松時代の主戦は濱口楠彦。主な産駒に道営、大井で4勝し現在も現役のクインザヒーロー(大井)がいる。騎手のサインが記されているが、誰のサインかはわからない。笠松時代の晩年は倉知学(名古屋・現調教師)が騎乗していたが、生前の濱口騎手が記したのではなかろうか。

④ゼッケン・アデスガタ(園田クイーンセレクション)

デビューは道営だが、笠松→岩手→道営→名古屋→兵庫→名古屋→岩手と2013年秋まで所属を転々とした。「園田クイーンセレクション」は笠松所属の2011年、鞍上高松亮で11番人気12着だった。

⑤ゼッケン・フラッシュモブ

2013年の2歳時に「園田プリンセスC」2着、地元「プリンセス特別(ラブミーチャン記念の前身。プリンセス特別という名では最後のレース)」2着だったが、3歳以降は名前通りモブキャラになってしまい、岩手に移籍。「岩手ダービー」4着だったが、その後やはり名前通り目立った活躍はない。ただ、ホー〇ケアの馬らしく、交流重賞には頻繁に顔を出した。

 

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⑥ゼッケン・タッチデュール

現在143戦17勝だが、2014年8月の「くろゆり賞」以来、勝利から遠ざかっている。日本全国出走手当目的で分不相応なレースに出てくると思いきや、今年4月の船橋マリーンC」(牝馬交流GⅢ)4着と、たまに掲示板に食い込む等侮れない面もある。ただトウホクビジンほど人気がないのは、二番煎じであることと、やっぱり名前だろう。ゼッケンは2014年「金沢スプリントカップ」のもの。鞍上花本(現調教師)で2着。おそらく最も勢いがあった頃。

⑦東海オールスタージョッキー記念メダル

第何回のものかはわからないが、1981年の第1回は、坂本敏美、安藤光彰、勝己兄弟、伊藤強一ら錚々たる顔ぶれだった。名古屋の坂本敏美は安藤勝己ですら追い越せないと思わせた名手の中の名手だったが、1985年の落馬事故で首より下が不随となり、ホースマン生命を絶たれた。当時の名古屋競馬はこうした騎手の落馬事故による負傷に対し冷淡でロクな補償もなく、その後苦難の人生を歩み、2008年他界しているが、最後まで人生に前向きな姿勢を貫いたという。東海公営ファンの中には、安藤勝己よりも坂本騎手の方を最強の騎手に挙げる人が少なくない。

笠松オールカマートロフィー

笠松オールカマー」は2004年を最後に廃止されたアラブ・サラ系混合重賞。

⑨奈良津桜特別トロフィー

いつの物かはわからないが凄いトロフィー(フラッシュモブのゼッケンの下にあるド派手なトロフィーの更に下)。奈良津桜とは笠松町にある奈良津堤に並ぶ桜の木。「奈良津堤の桜」で写真検索すれば壮麗な画像がたくさん出てくる。今年は8頭立てで最低人気のエースフォンテン(鞍上筒井)が勝利。

 ⑩アラブ銀杯トロフィー

かつて笠松にあったアラブ馬のオープン戦。過去の「大黒社」のブログに、このレースに触れた記事があったので掲載。2004年を最後に廃止された。

plaza.rakuten.co.jp

 

 ⑪笠松ジョッキーチャレンジ記念メダル

笠松ジョッキーチャレンジ」は1998年、99年の2度だけ行われたレースのよう。

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花本正三元騎手サイン入り勝負服。

今年引退し、調教師に転身した花本正三の騎手時代の勝負服。今年9月に厩舎を開業。最初データベースを見たときは管理馬が2頭しかなくちょっと心配したが、現時点で7頭在籍。これまで3勝挙げている。札に「NEW」とあるが、一度も使うことがなかったということだろうか。思うのだが、こういう騎手のグッズは、未使用のきれいなものと、使われた古いものと、どちらが好まれるのだろう?女子高生の場合は間違いなく後者なのだろうが(私はそういう嗜好はないのであしからず)。

⑬佐藤友則騎手サイン入り勝負ズボン

そういえば昔、荒尾競馬場が廃止されてしばらく後、新品の勝負ズボンが数枚官公オークションに出されていて、哀しかった記憶がある。

⑭山下雅之騎手サイン入りゴーグル

同期の木之前葵(名古屋)は、カツゲキキトキトという馬に恵まれたとはいえ、重賞勝ちを成し遂げた。山下もそろそろ重賞勝ちを意識して欲しいところだが…。

安藤勝己サイン入りライデンリーダー蹄鉄

ライデンリーダーは、過去に何度も述べてきたが、騎手であることに倦いてきた安藤勝己中央競馬の世界を見せ、後のJRAトップジョッキー・安藤勝己誕生のきっかけを作った笠松の名馬。

吉原寛人騎手サイン入りオグリキャップ記念タオル

タオル自体は「オグリキャップ記念」当日、「愛馬会」売店で売られていて、私も購入して「権兵衛を倒せ!」の賞品に加えたことがある。今年の同レース勝ち馬・グルームアイランドの鞍上が吉原。若手の頃、一時期笠松に草鞋を脱いだ過去もあり、吉原は結構笠松に愛着があるらしい。金沢のJBCのときも思ったが、サービス精神溢れた騎手。毎年JRA試験に挑んでは落ちているが、今の地方競馬の騎手で、JRA入りして黙っていても騎乗馬が集まってくるのは吉原くらいだろう。

⑰東川公則騎手サイン入り勝負服

しばしば南関に滞在して笠松を空ける時期もあったが、今は笠松に腰を据えている。やはり地元に腰を据えれば頼りになる(?)騎手で、今年はサルバドールハクイで活躍。ただ笠松競馬場に行って、東川の馬で勝負した後は、「愛馬会」の売店に行って後藤保師夫人にハズれた愚痴を言うのがデフォルトと化している。

 

締切は確か12月末だったと思います。最終開催日の大晦日ではなく、その前の日の可能性が高い。入札資格は、落札後笠松競馬場に直に落札物を取りに来れる方(落札者宅への発送はしていません)。入札自体も現地で行うことになります。今回は結構掘り出し物や珍品があるので、笠松競馬場に行ったら立ち寄ってみてください。