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粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

川崎競馬「全日本2歳優駿」(2歳交流GⅠ)予想

地方競馬

JRAがルールを変更し、一旦落馬したらその時点で競走中止で、再騎乗は認められないということになりました。それまでは、落ちたその地点に限って再騎乗が許され、過去一旦は落馬しながらも再度騎手が跨り、拍手の中完走した人馬も幾例かあったのですが、そもそも普通、騎手を振り落とした馬は空馬としてそのまま行ってしまうので、落ちた地点で再騎乗できるなど極稀なケースだし、そもそも落馬した時点で大差の殿負けは確実。パドックで騎手が馬に跨るとき、厩務員の手を踏み台に乗る光景を思い出してもらいたいのですが、ひとりで再度跨ること自体難しく、危険を冒してまで再騎乗する意味はないということでしょう。

 

川崎競馬全日本2歳優駿」の予想を。1600メートル。第11R。20:10発走。

今年の2歳は地方馬—特に道営勢の活躍が目覚ましく、一方中央勢は、「北海道2歳優駿」で2着馬に2.4秒差つけて勝ったエピカリスがここをパス。交流重賞勝ちの中央馬は「エーデルワイス賞」(ホッカイドウ・2歳牝馬交流GⅢ)を勝ったリエノテソーロのみ。交流重賞初挑戦のシゲルコング、更にはダート自体初めてになるメイソンジュニアと未知数の中央馬もいて大混戦の様相。

川崎1600メートル(左回り)はポケットスタートでまずはホームストレッチをずっと1コーナーまで走る。最初の直線が長い分、外枠の先行馬も余裕を持てるのですが、その分先行争いが長引く虞もある。南関の中では最もコーナーが急なこともあって、息つく間もなくバックストレッチへ。ここで早仕掛けの馬がいてバックストレッチの前半でレースが動こうものなら、先行勢が最後まで保たず差し馬で決着するというケースもあります。ネコワールドが逃げるかどうかですが、ローズジュレップもスピード型なので先行争いに加わるでしょうし、最内を引いたリエノソテーロも牝馬だけに包まれるのを嫌がり前に出ようとするはず。

馬券に絡むかどうかはともかく、面白い名前の馬がいる。ヘイジュード。言わずと知れたビートルズの名曲「Hey Jude」のこと。ジュードとはジョンと前妻の間に生まれたジュリアン・レノンのことで、父ジョンは前妻と破局してオノ・ヨーコに熱を上げ、孤独なジュリアンを励ますためにポール・マッカートニーが作ったといいます。ところがジョンは「僕とヨーコのために作ってくれて有難う」とぬかしたとか。

この馬、過去3戦も面白く、3走前に降した2着馬はカゲカツ。戦国武将・上杉景勝のこと。2走前に先着された馬はリシュリュー。フランスのブルボン王朝全盛期の礎を築いた、ルイ13世時代の名宰相で、「三銃士」では敵役として描かれている。そして前走敗れた相手がベンテンコゾウ。歌舞伎に登場する悪役キャラクターで、弁天は女神なのに何故"小僧"なのかというと、女装を得意とするから。

 

◎8枠13番 ハングリーベン(JRA・北村宏)

1、3着が道営馬だった「兵庫JG」で唯一自分の競馬が出来て2着になった…と思いきや、実は折り合いを欠いていて抑えるのに苦労したらしい。それでも芝のデビュー戦以外の5戦、安定した成績を残していて、折り合いさえつけば強い競馬ができるはず。中団より少し前で落ち着いた競馬ができれば、「兵庫JG」のように先行勢が潰れる可能性は今回もあり、抜け出してGⅠ戴冠も難しくはないはず。

〇3枠4番 ローズジュレップ(ホッカイドウ・川原)

前走「兵庫JG」は逃げたネコワールドを完全マークして、自ら動いて潰した強い勝ち方。ただ、地元の名手川原が鞍上だったアドバンテージもあり、今回も川原ですが、コースが違う。先述したように先行争いが長引くと危険で、今回最内のリエノソテーロの動きも気になる。とはいえ「兵庫JG」はスピードだけでなく力強さも感じられた。タフさで先行争いを凌ぎきることができれば前走の再現も。距離延長は問題ないと思います。

▲8枠14番 シゲルコング(JRA・内田博)

安定感は欠けますが、差し馬で大外枠というのは距離ロスのデメリットもありますが、前が詰まる心配をしなくても済む。前々走が進路を失くしての敗北だっただけに。今日の雨で馬場が締まれば、重馬場での好績が目立つだけに面白い存在。ただ、どうも川崎は重馬場になっても脚抜きが良くならないとか。鞍上は内田博幸。最近はすっかり戸崎の陰に隠れていますが、かつては南関のトップジョッキー。意地を見せて貰いたい。ちなみに前走破った相手はシゲルベンガルトラ。シゲルウミガメとかシゲルイリオモテヤマネコとかいるのだろうか?

△1枠1番 リエノテソーロ(JRA・吉田隼)

中央馬の中で唯一の重賞ホルダー。デビューから2戦、芝で連勝したのですが、「エーデルワイス賞」でダートに初挑戦して2着馬に1.0秒差つける圧勝。芝とはいえ新馬戦とOPのすずらん賞で牡馬を降しているのでオトコ馬相手なのは問題ないと思うのですが、2ハロンの延長、当日輸送をクリアできるかが課題。レースになると集中すると陣営はいいますが、やはり気難しいところはあるようで、最内だけに出脚でもつれると前方から土塊をくらうことになり、そうなれば走るもなくしてしまいかねない。先行して尚且つ自分のレースを保てるかどうかでしょう。人気を背負いそうな割に不安要素が結構ありますが、ここで勝ち負けできる能力があるのは確か。

×4枠6番 ストーンリバー(ホッカイドウ・森泰)

鎌倉記念」勝ち馬。「北海道2歳優駿」は4着でしたが、2着馬ヒガシウィルウィンとは0.3秒差しかない。今回ヒガシウィルウィンではなくこちらを選んだのは、川崎での実績に、早めの現地入りと、そこでの追い切りの動き。

 

買い目は1、4、6、13、14の三連複BOXで10点。