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粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

金曜中山第10R「中山大障害」(障害GⅠ)予想

中央競馬 歴史

www.sponichi.co.jp

仕事で視れなかった「真田丸」の最終回を昨夜視ました。気になったのが、淀君や秀頼ら、大坂城の面々の最期が映し出されなかった点。幸村役の堺雅人が、幸村の最期について、幸村は自身の限界を感じたとき、徳川勢に討ち取られるより、自刃して遺体を佐助に隠してもらうことの方が、幸村の生死不明が徳川勢の不安材料として残り、結果として徳川家と豊臣家の和睦交渉にプラスになると判断したとの見解を示していましたが、淀君は最後武士として華々しく散りたいと戦場に出ようとする秀頼を押しとどめ、生き残ろうとすることを諭す。そのための策があるとまで言い切る。これまで半分浮世離れしていた淀君が、はじめて生命力を感じさせた場面でした。千姫がきりによって徳川の陣に送り届けられ、家康に大喜びで迎え入れられる一方、淀君や秀頼、真田大助大野治長、そして最後まで場を引っ掻き回してくれた大蔵卿局らは、一室の窓から燃え盛る天守を見上げながら、何かをじっと待っている様子。このふたつの場面から、その後千姫が家康、秀忠父子の説得に成功し、淀君、秀頼母子らは四国の大名という夢は潰えても、生き長らえることだけは許された、という筋書きを描くことも可能なのです。実際助命はされても、公的には大坂城の炎とともに消えてくれないことには、豊臣恩顧の大名がまだ多く残っている中、以後の徳川家の治世に不安材料を残し続けることになる。でも秀頼の出陣を止めた淀君は、太閤の血筋、豊臣家の当主ではなく、それを捨ててでもひとりの人間として生き長らえることを秀頼に望んだように見えます。信憑性はともかく、秀頼が落ち延び、九州に墓があるという話もある。定説とは、複数の資料の照らし合わせによる断定的判断に過ぎず、100%確実なものではない。秀頼が生き延びていたという歴史学会を動転させる資料が、もしかしたらまだどこかに眠り続けているのかもしれません。そんなごく僅かな可能性を描く余地を与えてくれるような、大坂城の落城でした。

ラスト、本多正信が所領の玉縄を巡回しながら、信之に領主としての心構えを話すシーンがあり、これは三谷幸喜氏が、近藤正臣氏演じる正信に惚れて、特別に作ったそうなのですが、三谷氏が意図したかどうかはともかく、対照的なシーンがありました。夏の陣の徳川勢の本陣、正信の子・正純(伊東孝明)が、幸村と大坂城の不和を作り出す策を考案する。これは父の正信が、後藤又兵衛を死へと導いた策に似ているのですが、それを聞いた家康は、「父に似てきた」と正純を褒め、正純は得意げな顔をする。

戦国の世が終焉してから徳川家の中で大きな影響力を持つようになり、不遇の時代には世話になったこともありながら、政治的に対立した同輩の大久保一族を失脚に追い込んだりもした本多正信ですが、その存在感とは裏腹に所領は僅か玉縄2万石に留まった。政治的発言力と物質的な力は決して比例してはならないというのは家康と正信、互いに理解し合っていた考えで、件のラストシーン、領民にはしっかり年貢を納めさせながらも「領主たるものは決して贅沢をしてはならん」という台詞にも、その考えが滲み出している。そして正信は正純にこれ以上多くの所領を望んではいけないと戒めていたそうです。しかし正純は正信死後、宇都宮15万5千石の大領主となり、一旦は権勢を誇りながらも、最後は秀忠に粛清されたのです。

 

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閑話休題中山大障害の予想を。いつもは有馬記念前日の土曜日なのですが、明日金曜日が「天皇誕生日」で祭日のため、JRA地方競馬泣かせの三日連続開催。その初日に中山大障害を持ってきました。

実力差が比較的はっきりしていて、注目するほどの昇り馬は見当たらない。昨年の春秋障害GⅠ覇者のアップトゥデイト、今年の中山グランドジャンプ覇者オジョウチョウサン、それを追う形で中山大障害コースでは安定した成績を持っているサンレイデュークが追う形。順調度からすればオジョウチョウサンが抜けている。アップトゥデイトは9月の阪神JS(障害GⅡ・2着)以来の出走となりますが、昨年は8月頭の小倉サマーJ(障害GⅢ)勝ちを挟んで春秋連覇。ただ、今年は春の中山GJはパスしていて、昨年と同じとは言い難い。サンレイデュークは仕上げが万全でないことを陣営も認めている。それでもアップトゥデイトサンレイデュークを抑えることは必須で、あとは残りの馬から、穴っぽいのを探すことになります。どういう馬がいいか。かつて中山大障害コースを走り、後ろの着順に留まったものの完走を果たし、以降力をつけてきた馬。そういう馬を探します。前掲のサンレイデュークがそういった馬でした。

 

<カスPの予想>

◎7枠9番 オジョウチョウサン(石神)

〇8枠12番 アップトゥデイト(林)

▲3枠3番 サンレイデューク(難波)

△5枠5番 マキオボーラー(平沢)

×8枠11番 ルペールノエル(高田)

 

マキオボーラーは昨年阪神JS(障害GⅢ)2着、秋陽JS(障害OP)勝利と波に乗りながら、本番の中山大障害はスタミナ切れで11着と惨敗。今年も7カ月の休養(中山GJはパス)を経て小倉SJ(障害GⅢ)勝ち、東京HJ(障害GⅡ)2着と順調な経過。昨年の失敗を踏まえ、今年は長めを多く乗り込まれたとのこと。これで大障害コース4100メートルを乗り切るスタミナがついたかどうかはともかく、鞍上平沢も昨年と同じ轍を踏むまいと策は講じているはず。ペガサスJSで2着に連対したこともあるように、中山自体は苦手にしていないはず。

本来ニホンピロバロンに乗るはずだった高田、同馬回避で今回はルペールノエルに騎乗。大障害はおろか、重賞すら未経験の馬ですが、出遅れ癖も手伝って後方からの競馬が多い。前走も出遅れて道中10番手から直線で一気に2着まで持ち込んできた。展開に左右される馬ですが、それだけにハマれば大金星だってあり得る。課題は中山コースの経験がないこと。高田の腕でどこまで?飛越は下手ではないのでバンケットを無難にこなせるかどうかでしょう。

印を打つまでには至りませんが。個人的に頑張って欲しいのは、一時期だけながら笠松に在籍していたこともあるトーセンハナミズキ

買い目は9を軸に三連複3、5、11、12に流して6点。

馬連11-3、5、9、12にワイド9-2(トーセンハナミズキ)。計11点。

 

<逆神の権兵衛の予想>
春の中山GJ覇者オジュウチョウサンと昨年の大障害勝ち馬アップトゥデイトの一騎打ちの様相か?3番手探しが難解なだけにこの2頭の一点張りも考えましたが、それでは面白くもないでしょうし・・・

 

◎8枠12番 アップトゥデイト

 中山3戦全て連対とこのコース得意。崩れたのは平坦の新潟のみで先行利生かせば。

〇7枠9番 オジュウチョウサン

昨年の大障害以降4戦3勝2着1回と覚醒。大障害の実績からも大崩は考え難い。

×5枠5番 マキオボーラー

昨年の大障害大敗除けば中山2戦2連対とコースは合う。単騎逃げ粘り込みあれば。

×8枠11番 ルペールノエル

4走前の中山戦大敗もサナシオン相手に善戦と力はある。前がやり合えばあるいは。

 

馬券は

5、9、11、12の3連複ボックス(4点)

3連単フォーメーション

1・2着 9、12

3着 5、11(計4点)

の計8点で参ります。