粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

「有馬記念で逆神の権兵衛を倒せ!2016」結果発表

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 お待たせしました

有馬記念

 逆神の権兵衛を倒せ!2016」の

結果発表です。

 

1着 6枠11番サトノダイヤモンド(1番人気)

2着 1枠1番キタサンブラック(2番人気)

3着 1枠2番ゴールドアクター(3番人気)

4着 2枠4番ヤマカツエース(8番人気)

5着 4枠8番ミッキークイーン(7番人気)

単勝 260円/馬連 440円/枠連 330円

馬単 770円/ワイド1-11 200円 2-11 450円 1-2 420円

三連複 1050円/三連単 3940円(複勝は省略)

 

寝ても覚めても…ワイド420円×1P&ワイド450円×1P的中—870P

アトモスP 馬連440円×4P的中—1760P

だいゆ ハズレ

せりざわ 枠連330円×8P的中—2640P

シゲ ハズレ

モリアテ教授 三連複1050円×2P的中―2100P

マサユキ 三連複1050円×5P的中—5250P

fumi 馬連440P×8P的中—3520P

CBulkAria ハズレ

YBZ   単勝260円×3P的中—780P

ひまじん ハズレ

葵ひかる ハズレ

はくどう 三連複1050円×10P的中—10500P

みの吉 ハズレ

利回り清志郎 馬単770円×2P的中—1540P

 shugoro 三連複1050円×2P的中—2100P

ポリ 馬連440円×5P的中—2200P

いいいも ハズレ

ウンパス ハズレ

街の遊撃手 馬単770円×2P的中—1540P

みつひで ハズレ

stephlapin 三連複1050円×1P&馬連440円×1P的中—1490P

sajiten ハズレ

 

逆神の権兵衛 三連複1050円×1P&馬連440円×1P的中—1490P

カスP   ハズレ

 

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2012年日本ダービーから始まった「権兵衛を倒せ!」シリーズ、

権兵衛10連敗!

(10戦0勝10敗)

 

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勝者:はくどう

回収率500%越えで

特賞もゲット!

2位:マサユキ

3位:fumi

 

堅い決着だっただけに過去一番的中者が多かったのですが、配当が安いので、どこまで買い目を絞ってそこに大きなポイントを突っ込めたかが勝負の分かれ目となりました。はくどう氏は昨年日本ダービー以来2度目の勝利。

勝ったはくどう氏は、既に梱包を終えている競馬グッズ「松」、「武」、「梅」コースからひとつ選んで頂き、更に特賞に、①熟女フィギュアか、②話題のファミコン(ただし私がちょっと遊んだ中古品)どちらかを選択して頂きます(どちらを選択したかは秘密にしますので)。2位マサユキ氏には競馬グッズ3つのうち、はくどう氏が選択しなかった2つのうちひとつ、最後残ったひとつをfumi氏が獲得することになります。ちなみにカスP賞はダービーにキャリーオーバー。

今回運営した側とすれば、参加者のおバカな肖像画を作成しなかったこと、予想を締切を一日早めたことでかなり負担が軽減されました。ただ、これまでずっと作ってきた参加者の肖像画を作らなかったことに自身ちょっと寂しい気も。その辺りは次回への課題として、予想の締め切りを金曜日深夜にしたことは、参加者の方にとっては熟慮する時間がなくなり、不満があったかもしれませんが、私ひとりでやっていることから、頂いた予想の編集を金、土と二日に分けることができ、楽になりました。来年のダービーのときもそうするかもしれません。

はくどう氏、マサユキ氏、fumi氏はトップページにあるメールアドレスに賞品送付先の住所をお知らせください(PASSも忘れずお願いします)。はくどう氏はその際、希望する賞品もお願いします。その後マサユキ氏に追って当方から連絡し、最後にfumi氏に連絡を差し上げます。賞品の発送時期は年が明け、世間も少し落ち着いた正月から一週間後辺りになると思います。

今回参加頂いた23名様には、お疲れ様と同時に参加して頂いたことに心よりお礼申し上げます。実はこれですべて終わりではなく、後日的中ハズレ関係なく、最もナイスな予想だったと逆神の権兵衛氏が認めた方に贈られる「逆神の権兵衛賞」の発表がありますので、ちょくちょくブログを覗いてください。

ブログの場が変わり、最初は閲覧数も少なかったこの「粕本集呆の馬事放言」ですが、少しづつ賑わいも増してきました。一部ブログのように閲覧者が増えたからといってお金が入ってくるわけでも何でもないのですが、やっぱり見てくれる人が増えると幾分モチベーションも変わってくるものです。

 

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レース回顧を。レースはマルターズアポジーがハナを獲りにかかったが、キタサンブラックはそれに動じず。自身のレースを保ち、マルターズアポジーが単騎で4、5馬身離して逃げる展開となったが実質的にはスローペースに。バックストレッチでサトノダイヤモンドが押して前に行き、キタサンブラックを射程範囲に捉える。誰もが最大のポイントに挙げたのが3コーナー。外からサトノノブレスが一気に捲りにかかり、それによってシュヴァルグランらも動き、淡々とした流れが一気に動き出す。これでキタサンブラックは悠長に構えていられなくなり、やはり2500は保たなかったマルターズアポジーをかわし先頭に立つ。そのまま押し切るかと思えたが、最後にサトノダイヤモンドが一気に脚を伸ばしキタサンブラックを捕まえた。

レース後武豊はコメントで、サトノノブレスが動いたことで自身も動かざるを得なくなったことを敗因に挙げ、同厩、同馬主、同じフランス人ジョッキーの連携プレーにしてやられたことを「組織力」と言い換えて悔しがった。非難こそしていないが、暗に正々堂々1対1で勝負してこなかった池江厩舎やオーナーへの恨みが透けて見える。とはいえ欧州では連係プレーは決して卑怯未練ではないことぐらい、武は知っている。もしサトノダイヤモンドを格下と思っていたら、そんな恨み言は出てこなかっただろう。最強を決める崇高な勝負で「飛び道具」を使われたことが気に入らないのだ。

これがレース前に予め決められた「作戦」だったかといえば、私は違うと思う。レースというのは生き物で、一瞬、コンマ数秒の判断で明暗を分ける世界。シミュレーション通りに事が運ぶことなどそうそうない。思い出すのは2004年日本ダービーコスモバルクを勝たせるべく、ライバル・キングカメハメハのリズムを乱すために送り込まれた刺客・マイネルマクロスが「誤爆」し、こともあろうにコスモバルクの方が折り合いを欠いてしまった。サトノ陣営の間で仮にこうなったら…と、「作戦」とは到底いえないような軽い申し合わせみたいなものはあったかもしれないが、コンビネーション作戦が綿密に練るほどのものでないことは、陣営も百も承知のはず。下手をすれば、その「作戦」が馬の動きを縛り付けてしまうことさえあるのだ。

ただ、レース展開はサトノ陣営にとって期待したものであったはず。想定外の動きでレースを引っ掻き回す馬は出て来ず、マルターズアポジーも単騎で逃げを打ったがレース展開に影響を与えるほどではなく、キタサンブラックは自分のレース運びに持ち込むことができた。実質上はスローペースである。むしろマルターズアポジーが突出せず、キタサンブラックをつついてくれば、キタサンにとってこの上なく迷惑だったが、武士沢は無粋な真似はせず、期待された役割に徹した。バックストレッチでサトノダイヤモンドキタサンブラックの直後につけたが、これはいつもより前で、いつも通りではキタサンブラックに振り切られるとの判断だったに違いないし、ペースが遅いので幸いにも無理をせずキタサンブラックの後ろにつけられた。

そして3コーナー、サトノノブレスが一気に捲り、キタサンブラックはプレッシャーをかけられた形となって動いた。だが、続いて動いたのはサトノダイヤモンドゴールドアクターも一緒。サトノノブレスの捲りは、膠着していた上位3頭を一気に衝き動かしたのだ。結果として3頭の中で一番動きたくなかったのが、それまでレースの主導権を握っていたキタサンブラックだっただけで、これが必ずしもサトノダイヤモンドのアシストになるとは限らない。直線の攻防も、サトノダイヤモンド必勝の状況ではなかった。クビ差、タイムにしてコンマ差すらない決着がそれを物語っている。シュミノーとサトノノブレスのアシストは、世間がいうほど大仰なものでなく、シュミノーは動いた後、「あとは3頭の勝負。結果は神のみぞ知る」とひとりごちたかもしれない。そしてほんの僅かなアシストで、ルメールサトノダイヤモンドは勝利をモノにした。もしこれがサトノ陣営の間で予め綿密に決められた「作戦」だとしたら、それはそれでサトノダイヤモンドは競馬の女神に寵愛されたのだろう。先述したように、作戦通りの展開になることなどそうそうあり得ないのだから。

武豊は悔しがったが、キタサンブラックがオーナー北島三郎氏が負けても「祭」を歌ったのは、最後の最後で捕まえたサトノダイヤモンドの強さに酔い、そのサトノダイヤモンドとまったく互角に戦ったキタサンブラックの強さにもまた酔ったからに違いない。負けたとはいえ、名勝負の一方の主役に堂々となりえたのだ。武豊の愚痴は些か名勝負に水を差すような感なきにしもあらずだが、そう言いたくなるほど、際どい勝負だったことを窺わせる。完敗だったら3コーナーのサトノノブレスの動きに敗因を求めなかっただろう。

この馬の強さを再確認したのは、どんなケースでも自分のレーススタイルを貫けるところ。周囲のペースに惑わされないというよりも、自身がレースの中心となるので、たとえマルターズアポジーが向う見ずに飛ばしたところで、レース全体はスローペースになる。この馬を潰せるのは国内では速いペースで後続の脚を使わせ、尚且つ自身は二段ロケットを装備しているような理想的な逃げ馬か、さもなくばメンバーの大半が、ゲートが開いた直後猛ダッシュするようなありえない展開ぐらいしかないだろう。「国内では」といったのは、海外ではこの馬が中心視されるとは限らないからだ。凱旋門賞では、たくさんいる強い馬の一頭に過ぎない。自身が中心にいないレースでこそ、キタサンブラックの本当の強さが試されると思う。