粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

イン突きに拘り過ぎたシュミノー

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五条坂特別直後の

自称「フミノ応援団長」カピバラ

 

日曜日の競馬の結果

中央京都「シンザン記念」…ハズレ

1着 9番キョウヘイ(8番人気)△

2着 14番タイヘイスターリー(4番人気)

3着 5番ペルシアンナイト(1番人気)〇

 

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まさかの新コンビ誕生!?

 

シュミノー鞍上の本命アルアインは、直線不利を受け6着。シュミノーはインに拘り過ぎたといったところもあるか。先頭を走るメイショウソウビがペースと力量から最後まで保たず、脱落して下がってくることは容易に想定できるはず。インを攻めるのは諸刃の剣で、不利を受けるリスクはつきまとう。とはいえ勝つための近道であることには違いなく、これが決まれば「でかした!」になるのですが、今回のように前が塞がったとか、失速してヨレた馬に…とか裏目に出ることも少なからずあり、こればかりは仕方ないと諦めるしかないかもしれません。ただ、地力のある馬だけにもっと大事に乗ってよかった。とにかく目先の勝ち星が欲しい!という期間限定騎乗の外国人騎手の悪い癖がここで出てしまったような気もしないではありません。

勝ったキョウヘイは私の読み通り、展開が見事にハマりました。ただ、同じ後方脚質のコウソクストレートがまるでダメ。鈍足ストレート。折り合いを欠き、前に壁を築けない大外枠がここで祟った。一方同じ8枠でありながら、川田が落馬負傷し、武豊が代打騎乗した―それにしても武豊が空いていたのは、陣営にとっては幸運以外何ものでもない—タイヘイスターリーがポンとスタートを切りながら、展開を見通して無理なく後ろに下げて、じっくり勝機を窺ったのとは大凡対照的でドタバタの騎乗でした。最後は人馬ともに「オレ疲れたよ」てな感じでゴール板をダラダラ過ぎて行った。

勝ったキョウヘイに戻ると、リーチザクラウン(スペシャルウィーク×シアトルスルー)産駒初の重賞制覇。親父で印象深いのは、菊花賞での思い切った逃げ。1番人気で5着に敗れましたが、あれは決して悪い逃げではなかった。以降読売マイラーズC勝ちもあったのですが、次の安田記念で1番人気を背負いながら14着と大負けの極み。3歳時のときのような輝きを取り戻すことはなく終わりました。つまり名前と違って王冠に手が届かなかった、GⅠ勝ちのない種牡馬なのですが、ダービー2着もあり、キョウヘイの母父がダンスインザダークということで、血統的背景を見ればキョウヘイはこれからクラシック路線で頭角を現すのでは…とも考えられなくはない。ただ個人的にはリーチザクラウンの、ここぞというときの脆さがこの馬にも遺伝していないかという懸念があり、今回の勝ちだけではまだ保留。

 

そういえば昨年の話になるのですが、モリアテ教授からこんな写真が送られてきた。

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スターダスト・レビュー根本要のピック。横浜のライブのときに飛んできたらしい。アイスピックじゃなくてよかったね…で片づけるのも何なので。

スターダスト・レビュー>を知っている方は、「木蘭の涙」を代表曲に挙げる方も多いのでは。ただ、別に曲にケチつけるわけではないのですが、昔、ある雑誌で評論家が「恋人の死をテーマにした詞は反則だ」と述べていて、なるほどと思ったことがありました。その記事を読んだちょっと前、沢田知可子の「会いたい」や<THE 虎舞竜>の「ロード~第二章」とかが大ヒットしました。「お涙頂戴」とまではいわないけれど、恋人の死が悲しくないわけがなく、それを前面に押し出す歌詞は、確かに安直な飛び道具扱いされても仕方ない。下手すれば同情の押し売りになってしまう。

ちなみに恋人の死、というより死んだ恋人をテーマにした曲で私が好きなのが、安部恭弘の「アニヴァーサリー・ファースト」というナンバー。最後のフレーズで恋人が既にこの世の人でないことがわかるのですが、そこまではそんな「オチ」を感じさせない高柳恋の手による歌詞と松下誠のアレンジが実に洒落ている。


アニヴァーサリー・ファースト(Panorama Memory II) 安部恭弘

ちなみに私が<スターダスト・レビュー>で一番好きなナンバーは「No!No!Lucky Lady」。