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粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

笠松競馬「白銀争覇」予想

2016年のJRA年度代表馬キタサンブラックに決定。

天皇賞春、ジャパンカップを制したキタサンブラック菊花賞有馬記念を制したサトノダイヤモンド、今年は甲乙つけがたい2頭のスターホースが並びました。これでもしモーリスが安田記念を制していたらハイレベルの大混戦になっていたでしょう。

キタサンブラックサトノダイヤモンド、そしてモーリスの凄いところは、負けても絶対に崩れない。モーリスは3歳時はクラシックにも出られなかった平凡な馬でしたが、4歳になって一変、引退まで11連続連対(海外含む)。キタサンブラックは逃げ馬ですが、ミホノブルボンサイレンススズカのような、究極の逃げ馬ではない。従って展開に泣かされる危険も孕んでいるはずなのですが、たとえ負けても上位に踏みとどまっている。状況への適応性が高いのか、むしろその逆で、どんな状況にも流されずマイペースを貫けるからか。

個人的にはキタサンブラックに一票でした。サトノダイヤモンドはまだ3歳だから、来年更なる飛躍が期待できる。ここは年長に譲ってあげようよということです。

一方で、NARが発表した地方競馬年度代表馬は大井のソルテ。「かしわ記念」2着、「さきたま杯」勝ちが評価されたものの、昨年は4戦しか走っていない。せめて「オーバルスプリント」も勝っていればよかったけれど、交流重賞ひとつ勝っただけで年度代表馬というのも寂しい。まあ、今年だけに限った話ではないのですが。

 

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一度ならず「権兵衛を倒せ!」の賞品を提供してくださった真夕さんが、今年1月9日に佐賀競馬場で開催された「レディスヴィクトリーラウンド」の写真を送ってきてくれました。そこで3月の落馬事故で長期の戦線離脱を余儀なくされた地元の岩永千明が勝負服姿で駆けつけてきてくれた(写真一番左)。感極まった別府と下村。

送ってくれた色々な写真は次回披露するとして、岩永についてだけちょっと。彼女は荒尾時代から度々落馬による長期戦線離脱があり、その度ファンたちは心配していました。それでも、その度に這い上がってくるというのは並大抵ではない。荒尾が廃止され、佐賀に移籍したとき、私は果たして保守的な佐賀で思うように乗り馬が集まるか些か不安でした。知っている方も多いのですが、佐賀と荒尾は決して良好な関係だったとはいえず、連携が上手くいかなかったことで、荒尾は廃止、佐賀は地理的に地方競馬の中で半分孤立したような状況に立たされた。しかし佐賀はしぶとく、批判も多いのですが重賞濫発という荒業まで繰り出して生き延び、岩永もその中で予想以上の活躍をみせたのです。木之前葵ファンのshugoro氏(元競馬マスコミ)が、木之前が女性騎手の頂点に立つ最大の障壁として岩永の存在を挙げていたように、正直荒尾廃止から5年、岩永が騎手としてここまでの存在になっているとは荒尾ファン残党の私ですら想定していませんでした。

 

笠松競馬「白銀争覇」の予想を。1400メートル。第10R。15:45発走。東海、北陸、近畿交流重賞

このレース、東海公営が年末年始に立て続けに重賞を行うことでどうしても面子が手薄になり、そこを狙って兵庫や金沢の馬が襲い掛かる。2012~14年は立て続けに他地区の馬に勝ちをもっていかれています。15、16年も勝ったのは名古屋の馬ですが馬券圏内に他地区の馬が混じっている。

今年は兵庫からランドクイーン、エイシンアトロポス、金沢からバニスターとヒカルカミヒコーキが参戦。ヒカルカミヒコーキは昨年3着。他の重賞だとどうか…といったところもありますが、ここなら狙えるという、如何にも空き巣狙い的な感じ。そう記すと感じ悪いですが、簡単に勝ちをもっていかれる地元笠松勢の不甲斐なさが問題。名古屋は昨年勝ち馬メモリージルバとスリーネルソン。地元勢は「東海ゴールドカップ」2着のオグリタイム中心ですが、このオグリタイムからしてどこか頼りない。

 

◎8枠10番 メモリージルバ(名古屋・友森)

〇3枠3番 エイシンアトロポス(兵庫・田中)

▲1枠1番 ランドクイーン(兵庫・佐藤)

△7枠8番 ヒカルカミヒコーキ(金沢・岡部)

△5枠5番 オグリタイム(筒井)

 

「東海ゴールドカップ」では本命に指名しながらも4着でしたが、ディフェンディングチャンピオンのメモリージルバの連覇に期待。陣営曰く、1900メートルは向こう正面のスタートがどうもいけないらしく(馬が西日を気にしてしまうらしい)、スタート位置が違う1400メートルでは見直せるとのこと。昨年は一年通して走りましたが、元々寒い時期に走るという印象がある馬。中間の動きも良い。先行争いが激しくなりそうなので、内の状況を見ながら走れる外枠は好都合かもしれません。

エイシンアトロポスは半年近くのブランクはありますが、乗り込みはしっかりされている。園田転入後は自己条件とはいえ12戦10勝2着1回。輸送に加えて久しぶりの実戦でヘンに入れ込んだりしなければ、このメンバーなら期待大。

ランドクイーンは地元で重賞をふたつ勝っている実力は、ここで当然勝ち負けに値するとは思うのですが、調子がいいのか悪いのかわからない。使っているレースがレースなので大負けもさもありなんといったところですが、じゃあこの相手なら一転して楽勝かと問われると…相手次第で器用に変われるものか?園田の騎手でないところがどことなく引っ掛かる。

ヒカルカミヒコーキとバニスター、迷ったのですが、昨年3着という実績と、1400メートルという距離適性、そして鞍上が前者が岡部、後者が南関の有望な若手とはいえ、笠松には不慣れな瀧川ということでヒカルカミヒコーキを。ただ、バニスターも瀧川が上手く乗りこなすことができれば上位に食い込んでも不思議ない。

オグリタイムは1900メートルの「東海ゴールドカップ」2着は意外。ホッカイドウのAクラスで活躍していた馬だけに、重賞で走っても不思議はないのですが、短い距離でこそ、と思っていただけに。従って距離短縮の1400メートルは歓迎のはずなのですが、どこか走りにムラがあるようで、いまひとつ信頼に欠ける。人気薄なら妙味あるけれど、「東海ゴールドカップ」2着を買われて、ヘンに人気するようならバニスターかスリーネルソンに乗り換えるのも手かも。

 

買い目は10を軸に三連複1、3、5、8に流して6点。