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粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

笠松競馬「ゴールドジュニア」予想

俳優の松方弘樹が死去。

時代劇「遠山の金さん」は、中村梅之助杉良太郎(杉自身が歌う主題歌の「すきま風」は名曲)をはじめ、多くのスター俳優が演じてきましたが、私の世代になると松方弘樹になる。遠山金四郎(左衛門尉)景元は、水野忠邦の到底「改革」と呼ぶに値しない「天保の改革」に対して、庶民の側に立って徹底的に抵抗した官僚なのですが、生徒に「天保の改革」を教える際に「遠山の金さん」を出しても「誰それ?」ということになってしまう。私が子供の世代は、居間のテレビが家庭の中心であり、親が時代劇を見ていて、それを一緒に見てよく覚えている。「水戸黄門」は何とか通じるのですが、「暴れん坊将軍」、「大岡越前」になると今のティーンにはもう通じない。時代劇が消えた代わりに、その時間帯に色々な教養バラエティが放送され、その中に歴史も扱われたりするのですが、こういったものは即覚えられる反面、即忘れてしまう。

鬼平」こと長谷川平蔵については松平定信の「享保の改革」と強い関連があるのですが、エンディングの<ジプシーキングス>の曲が印象的だった、中村吉右衛門演じる「鬼平犯科帳」は、時代劇の黄金期からちょっとズレるし、子供が視るには些か渋過ぎた。過去、前のブログでニコマスに絡めて「鬼平」について語ったエントリーがあり、反響は皆無でしたが自身は結構気に入っている記事なので、近いうちに移植してここに再録するつもりです。

 

日曜日の競馬の結果

中央中京「東海ステークス」…ハズレ

1着 8番グレンツェント(1番人気)◎

2着 4番モルトベーネ(12番人気)

3着 14番メイショウウタゲ(10番人気)×

 

3コーナーから4コーナーへの間でグレンツェントの勝ちは確信しましたが、ピオネロ福永何やっとんねん!……あれ?川須?福永はどこ行った!?と思ったら、風邪で欠場とか。シリウスSと同じ2番手でも、折り合いを欠いた馬と無理に抑えようとする川須でまともな結果など出せるはずがなく、本来追い風になるはずのスローペースが明らかな災いとなった。馬が本調子でなかったのは休み明けという点もあったのでしょうが、突如降ってわいた有力馬の代打騎乗。ここで期待に応えられるかどうかが、タイセイスターリーの武豊と、一時は若手のホープと目されながら、年々勝ち星が目減りしている川須の差。それだけに川須に焦りもあり、折り合いを欠いた馬をなだめすかし、我慢させるだけの余裕ある騎乗ができなかった。それならいっそ開き直ってハナに立てば馬も少しは落ち着きを取り戻したかもしれませんが、余裕を持てない一方で開き直りもできず、どツボに嵌まっていくのが、転げ落ちていく若手の哀しさ。

本命打った馬が勝ち、穴指名が3着に来ても、2着がまったく歯牙にもかけなかった馬なら、まあ仕方ないと諦めもつく。でも実はモルトベーネ、迷いに迷ったほどではないにせよ、一度はモズライジンと秤にかけた馬でした(メイショウウタゲは最初から入れる気でした)。モズライジンを選んだ理由は、やっぱりチークピーシーズをつけるという陣営のコメント。馬具を着けた馬は緒戦が買いという格言はあながちいい加減ではなく、私も何度か美味しい思いをさせてもらっているだけに。ただ今回はチークピーシーズを着けても鞍上をかつての主戦に戻しても、笛吹けど踊らずでした。ちなみに緒戦は一変しても、しばらくすると馬が馬具に慣れてしまい、また悪い癖を出す。すると更にキツイ矯正馬具を使うようになり―特に口向きの悪さを矯正する場合、そういう傾向になり易い—、同じことを繰り返すうちに、馬へのハードSMのようなひどい有様となる。それが嫌で、矯正馬具を最初から使わない調教師もいます。

 

笠松競馬「ゴールドジュニア」の予想を。3歳重賞(SP3)の1600メートル。第10R。15:35発走。

今回は結構面白いメンバーが揃いました。

まずは名古屋「新春ペガサスカップ」で1番人気に推されながら大敗した名古屋フリーゴーイングが連闘で挑戦。問題は今回の連闘が予定通りのものだったのか、それとも「ペガサスカップ」で大敗したからここで巻き返そうという魂胆なのか。いくら地方競馬とはいえ、ホ〇スケアでない限り、3歳馬を連闘で重賞に使うというのはあまり考えられない。昨年の同じ錦見厩舎のカツゲキキトキトが「スプリングC」→「新春ペガサスC」(昨年は順延)→「新緑賞」と詰めて使いながらも3連勝しましたが、連闘とまではいかなかったし、無論、以降の同馬の活躍ぶりから、幾らかキツいローテを割り引いても充分お釣りが来るだけの実力差があった。フリーゴーイングがそこまでの存在かは疑問。前走は競馬らしい競馬をさせてもらえず、ダメージがあまりなかったにしても。

笠松で急上昇なのがグレイトデピュティ。笠松で6月にデビュー。2歳時は主戦池田で、それほど目立つ存在ではなかったのですが、池田が負傷で療養に入ると主戦は島崎に。どういうわけかそこから突然頭角を現し、ここ3戦圧勝続き。2走前の「マックル賞」に至っては2着馬に1.6秒差。ただ、今回重賞は初めてで、最内枠を引いたことから今までのようにいくかどうか?

ライデンリーダー記念」を勝ったイスタナは、今回は牡馬相手。「ラブミーチャン記念」3着等、牝馬限定とはいえ重賞での実績あるのはこの馬くらいで、成績も安定している。

それから中央からの移籍組であるセレニティフレアや兵庫セイプレジール、道営、大井でまあまあの結果を出しているリックマトリックスと多彩なメンバー。

 

◎1枠1番 グレイトデピュティ(島崎)

〇6枠6番 イスタナ(藤原幹)

▲7枠8番 セイプレジール(兵庫・山田雄大)

△8枠9番 フリーゴーイング(名古屋・木之前)

△7枠7番 セレニティフレア(東川)

×8枠10番 リックマトリックス(吉井)

 

これまで前のブログも含めて幾度か述べたのですが、笠松は腐らず長く乗っていればどこかで必ずチャンスが貰える。一昔前の島崎は、森島と並ぶ馬場掃除コンビで、だいたい毎レース成績表のケツに仲良く名前を並べていたのですが、今は違う。森島もそうですが、特別戦でも上位入線を期待できる馬に乗せてもらえるようになった。そして今回ついに重賞初勝利のチャンスが。しかも、池田には悪いのですが、彼の負傷で回ってきた馬。アクシデントで転がり込んで来たチャンスでもあり、これをモノにできるか否かで、島崎和也の騎手としての今後が決まるかもしれません。競馬の神様はときとしてこういう形で明と暗を分ける分岐点を指し示す。陣営も認めているように1番枠は試練ではありますが、先団の揉まれない程度の位置にいて、機を見てちょっと外に出せば、この馬の今の力なら勝てる。

イスタナはこれまでの実績を買いたいのですが、鞍上が岡部から藤原幹生へ。藤原は私とは相性が悪い騎手で(基本笠松の騎手はどいつもこいつも相性悪いのだが)、前走の勝ちは岡部の騎乗も大きかっただけに、対抗に。

セイプレジールは中央1勝。500万条件で壁にぶち当たり、園田に移籍したのですが、その初戦は逃げて押し切った。他の先行馬が崩れていった中の勝利で、着差以上の価値ある勝利。ただ…山田雄大という騎手、笠松に馴染みがない。出馬表を見たとき、山田は山田でも名古屋の山田祥雄かと思いました。とはいえ笠松と園田は似たようなコース。それほど戸惑うこともないはず。

フリーゴーイングは、外枠はプラスですが、やはり前走の不可解な大敗と、不自然な連闘は気になる。

セレニティフレアは中央未勝利ながら笠松では強い勝ち方で連勝。7頭立てに6頭立てと少頭数ではありますが、好調子には違いない。ただ、時計が足りない。有力馬が自滅して浮上という他力本願な面は否めないか。相手なりについていける馬だったら話は別なのですが。

リックマトリックスはそこそこ乗り込まれてはいますが、他の9頭と違ってちょっと間が空いているし、転入初戦だからか、その割には手加減されている感なきにしもあらず。マイルは初めてだし、状態面に不安あれど、地力で上位に食い込めるかどうか。

 

買い目は1を軸に三連複6、7、8、9、10に流して10点。

それから三連単1→6→8、9に9→6→1で計13点。