粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

西村栄喜も忘れちゃいません。

木曜日の競馬の結果

川崎競馬スパーキングレディーカップ」…ハズレ

1着 7番アンジュデジール(2番人気)〇

2着 10番ララベル(4番人気)△

3着 4番タイニーダンサー(5番人気)▲

 

単勝1倍代の馬を吹っ飛ばすことが最近の競馬のトレンドなのか?立て続けにこういうことが起きるとさすがに馬券を買う気も萎える。というわけで今週も中央はケンですが、来週の「ジャパンダートダービー」と笠松「サマーカップ」はさすがに無視できない。ちなみにこの前のホッカイドウ競馬、これも単勝1倍代のアウヤンテプイを吹っ飛ばしてくれた石川倭、「スパーキングレディーカップ」と同日の重賞で私は買っていない「星雲賞」、単勝1.1倍のオヤコダカではちゃんと勝ちやがった。何かムカつく。

 

先日、宮平に触れましたが、同じ元荒尾の騎手で船橋に在籍する西村栄喜について、真夕さんが彼に関する写真を送ってきてくれました。

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西村は荒尾では多くの重賞を制したものの、地方競馬の中で荒尾はマイナーな存在。900勝以上挙げ、韓国のクラシックを制しても知名度は全国的には高くなく、南関の船橋では厳しいのではと思っていました。船橋が駄目だった場合の移籍先には名古屋も視野に入れていたそうですが、船橋に所属。懸念していた通り、南関ではなかなか乗り鞍に恵まれない日々が続きました。荒尾のリーディングで「WSJS」にまで出場した杉村も、初年こそ目立ちましたが以降は尻すぼみ。同じマイナーな競馬場でも、北から南まで各地で活躍する元福山の騎手たちとは対照的に苦しい立場にたたされる騎手が多かった。佐賀の岩永も、決して恵まれた環境ではありませんでした。

西村は、所謂底辺の騎手にお決まりの調教要員だったのですが、決して腐らなかった。それが報われ、調教で乗っていたタイムズアローで2016年5月の交流GⅠ「かしわ記念」に出走、8番人気で6着(12頭)。そして10月に浦和の重賞「埼玉新聞栄冠賞」を勝利。杉村、吉留と南関に移籍した三人の中で最初に南関の重賞を制しました。ただ、今年の「報知グランプリ」で1番人気に推されながら11着に敗れたのは痛かった。順当に勝っていれば以降も乗れたかもしれないのですが…。

真夕さん曰く、同じような立場の騎手が調教師に転身し、その分乗り鞍が少しながら増えてきたそうで。そういえば調教要員として扱われていた騎手は、調教師に転身すると早々に結果を出すことがある。中央でも、こんな騎手いたっけ?と言われそうな元騎手の調教師が開業して早いうちにGⅠを制したりしている。調教師は自ら馬を調教するよりも、厩舎という中小企業の経営者という側面が強い。調教技術よりもむしろ、厩務員たちスタッフと行動をともにする時間が長い分、彼らとうまく仕事をする方法が自然と身についた結果だと思います。

 一方で元スター騎手だった調教師は、松永幹夫師や角田晃一師が結果を出しているのですが、それ以外は…結果を出せないというより、いない。

本来ならそろそろ後進に道を譲るべきベテランが未だ現役にしがみついているのもその一因のような。西より東にそういった騎手がちらほら。武幸四郎が調教師試験に合格し現役引退しましたが(厩舎はまだ未開業)、それも栗東の騎手。東のベテランたちは騎手という立場に固執しているのか、それとも調教師試験になかなか合格できないのか?ルメールデムーロ栗東所属で、美浦には彼らに引導を渡す存在がいないというのもあるかもしれません。