粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

岩手競馬「クラスターカップ」(交流GⅢ)&笠松競馬「くろゆり賞」予想

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今週のマンホールカード

(といっても来週はない)

とある人物の奥方が旅行に行き、その土産がこのマンホールカードだったそうな。ちなみにその人物、過去に一時期ダムカードを集めていた前科がある。

 

久しぶりの更新です。岩手競馬「クラスターカップ」と、笠松の重賞「くろゆり賞」の予想を。

ますは「クラスターカップ」。1200メートル。第10R。16:30発走。

今回、「ヤングジョッキーズトライアル」に参加するため盛岡に来たJRA藤田菜七子が、笠松のタッチデュールに騎乗。また、地元の鈴木麻優がカミノマンボに騎乗。藤田は勿論のこと、鈴木もそれまでカミノマンボへの騎乗経験がない。あざといといえばあざといですが、岩手がレースを盛り上げようと演出したのかもしれません。勝ち負けに加われるかはともかく、確かに女性騎手が複数交流重賞に出場するというのも珍しい。

今回地元のラブバレットは抑えておかなければならない。名古屋の「かきつばた記念」(交流GⅢ)、浦和の「さきたま杯」(交流GⅡ)はともに5着に終わりましたが、昨年はそれぞれ6着、7着で「クラスターカップ」が3着でした。やはり地元の利がありますし、1600万条件から岩手に移籍してきたガッサンプレイを秤にすれば、中央勢でもタイセイファントム、キクノストーム辺りとは互角にやれると判断していいでしょう。有力と目されるショコラブラン、サイタスリーレッドのどちらかが案外なら2着も狙える。もっとも、ラブバレットが案外ということもあり得ますが。

評価が難しいのがブルドッグボス。昨年中央在籍時にこのレース2着。中央OP勝ちもありますが、浦和移籍初戦の「習志野きらっとスプリント」(船橋)で1番人気に推されながら3着。ただ、序盤の出遅れが響いた感があり、スムーズなら勝ち負けだったでしょう。地方に移籍して強くなる馬もいれば弱くなる馬もいる。ブルドッグボスがどちらかはまだ判別しかねますが、ショコラブラン、サイタスリーレッドの争いを中心に、残りの中央馬2頭と、ラブバレット、ブルドッグボスが上位を狙う構図になります。

 問題は、ショコラブラン、サイタスリーレッドのどちらを本命にするか?2頭軸でもいいのですが、それだと三連単でなければまともな配当は期待できない。

 

◎4枠6番 ショコラブラン(JRA・岩田)

〇6枠9番 サイタスリーレッド(JRA・高倉)

▲8枠13番 ラブバレット(山本聡)

△6枠10番 タイセイストーム(JRA・丸山)

△8枠14番 キクノストーム(JRA・小牧)

×1枠1番 ブルドッグボス(浦和・左海)

 

中央でも交流重賞でも勝ちきれませんが、崩れないショコラブランを本命に。中山でも実績あるので坂がある盛岡も問題ないでしょう。それに鞍上の岩田も場慣れしている。最近中央では陰が薄くなっていますが、地方では彼のキャリアは頼もしい。ただ、近2走の交流重賞、3着、2着とはいえ、勝ち馬からは随分と離されているのは気掛かりです。今回も勢いのあるサイタスリーレッドに突き放されてしまうかも。もうひとつ挙げれば、真夏に走ったことがない。

ダート転向後4連勝負けなしのサイタスリーレッドは、気になる点があり対抗に。芝を走っていた頃とはいえ、左回りで直線が長く、坂がある中京を苦手としている。左回りは中京の2戦しかなく、たまたま不調のときと重なっただけかもしれません―この馬、冬に良績がない―が、期待を裏切るとしたら左回り適性の問題でしょう。ただ、そこに問題なければ、相手筆頭が勝ちきれないショコラブランだけにあっさり5連勝も。真夏に走ったのはいいとこなしのデビュー戦のみですが、冬に振るわないということは、逆に夏は走るかもしれません。私みたいに夏も冬も両方嫌い、という馬かもしれませんが。

ラブバレットは地元なら△のJRA馬2頭より上だと思います。5走前は中央の根岸S(GⅢ)で10着でしたが、勝ち馬から1.0秒と離されておれず、レース振りも決して恥ずかしくなかった。昨年同様「かきつばた記念」、「さきたま杯」の後、地元の重賞「青藍賞」、「岩鷲賞」を連勝。勝ちきるとなるとどうかですが、このメンバーなら2着もあり得る。ただ、昨年と較べて特に相手が楽になったわけでもないのですが。

昨年はラブバレットに先着したブルドッグボス。一年経て、地方に移籍してどうなっているか。昨年2着以降、期待を裏切ることも多かったのですが、決して大負け続きではなく、それどころかOP勝ちもあり、移籍は決して落ちぶれた末の都落ちではない。地方移籍と、移籍初戦の「習志野きらっとスプリント」敗北で評価を落としていれば美味しいですが、昨年2着を買われて人気すると面白くない。とはいえ、メンバー的にある程度人気するのは仕方ないか。

 

買い目は6を軸に三連複1、9、10、13、14に流して10点。

それから三連単6、9→6、9、13→6、9、13で4点、6、9→6、9→1で2点。計16点。

 

次に笠松の「くろゆり賞」。1600メートル。第9R。16:10発走。

言うまでもなく名古屋のカツゲキキトキトが抜けている。昨年は3歳ということで大井の「黒潮盃」に出て2着。今年は「東海桜花賞」こそ兵庫のトウケイタイガーに敗れましたが、同馬はその後「かきつばた記念」を制覇。2着だったカツゲキキトキトは地元のスプリント「かきつばた記念」ではなく2500メートルの笠松オグリキャップ記念」に出て勝利。地元の「名古屋GP」(交流GⅡ・2500メートル)、「名古屋大賞典」(交流GⅢ・1900メートル)とミドルディスタンスが得意で、マイルは些か忙しい。何より「オグリキャップ記念」の後、長期休養。まあ特に使うレースもなく、充電なら問題ないのですが、脚部不安があったらしく、復帰戦のここに向けてもあまり乗り込みができていない様子。圧倒的な実績があるので1番人気にはなるでしょうが、得意距離ならともかく、マイルで地力で勝ちきれるかどうか。

 

◎2枠2番 ハイジャ(佐藤)

〇7枠8番 アペリラルビー(向山)

▲1枠1番 カツゲキキトキト(名古屋・大畑)

△4枠4番 トーコーポセイドン(兵庫・田中)

×8枠10番 サルバドールハクイ(東川)

 

カツゲキキトキトが本調子でないというけれど、逆転するだけの決め手がある馬もいないのが現実。「名古屋でら馬スプリント」(800メートル)を勝利したハイジャは、マイルは決して得意というほどではありませんが、対応はできる。一時期は「東海ダービー」制覇も期待した笠松ホープで、「名古屋でら馬」で重賞勝ちも果たしましたが、このメンバーで軸にしてぶれないほどの自信はありません。対抗は3歳牝馬で54キロという理由でアペリラルビーにしましたが、牝馬限定重賞でしか実績がなく、特に「東海ダービー」は勝ち馬から2.5秒差と負け過ぎている。トーコーポセイドンは若駒のときは活躍しましたが、笠松は「岐阜金賞」で惨敗。同レースは1900メートルで、元々長い距離はあなり得意ではなさそうで、1600メートルの今回は「岐阜金賞」と一緒にはできませんが、一昨年9月の「園田チャレンジカップ」殿負け以来重賞の出走自体なく、昨今の東海は兵庫の植民地と化していますが、この馬にやられるようだと重症。1600メートルという距離自体は昨年の覇者・サルバドールハクイが最も得意としているのですが、本命にした前走「サマーカップ」が見せ場もへったくれもない惨敗。あの不甲斐ない走りを現地でナマで見せられて、ここで印を打つ気にはなれませんが、今回はブリンカーを着けて挑むということで、馬具で一変する可能性もあるかもしれないと半信半疑ながら穴馬指名。

というわけで、これという馬がいない。というわけで1、2、4、8、10の枠連ボックスで10点。枠連というところがポイントです。カツゲキキトキトが来ればトリガミ必至ですが、それは三連複でも同じ。馬券圏外に散れば高配も期待できますが、さすがに腐っても何とか。3着なら地力でもって確保する可能性は低くない。というわけで2着までの枠連で勝負します。