粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

笠松競馬「白銀争覇」予想

私は仕事で視なかったのですが、大晦日恒例のお笑いバラエティ「ダウンタウンの笑ってはいけない」で、浜田が顔を黒塗りにして登場したことが物議を醸しています。制作側に決して黒人を軽蔑する意図がなかったのはわかる。

友人は大爆笑したらしく、私も見たら笑ったでしょう。ただ、このネタ、「ビバリーヒルズ・コップ」シリーズの主人公アクセル・フォーリー(エディ・マーフィー)を知っている人限定。昔、アクセルの吹き替えで下条アトム派の友人と、山寺宏一派の私で論争したりもしましたが、そんな80年代の映画を楽しんだ人でなければ、笑う理由は、浜田が顔を黒塗りにしていることになってしまうでしょう。浜田が黒人に扮したのを笑うことイコール黒人蔑視には決してなりませんが、黒人の立場からすれば不愉快だろうことは、わざわざ大昔のアメリカの番組を引っ張り出すまでもなく理解できます。

私としてはむしろ、同番組のベッキー云々の件も含め、ネット上で大袈裟に糾弾する「識者」たちが、自分の「正義」に酔いしれているみたいで、鼻について仕方なかったのですが。

保毛尾田保毛男の件もそうですが、歴史的に差別されてきた人やマイノリティたちの顔色をいちいち神経質に窺うのもどうかと思いますが、大多数の人が面白いというのだからと、彼らの主張を圧殺してもいけない。難しい。

 

閑話休題。競馬の話に。

ホッカイドウの水野翔が笠松に移籍したことが正式に発表されました。以前短期騎乗で笠松に滞在していたときがあり、よっぽど笠松が気に入ったようで最後「また来たい」と言っていましたが、まさか定住するとは。ホッカイドウで不遇だったわけでもないのですが、阿部に石川、井上と向こうは同世代の層が厚い。おまけに水野のひとつ後輩の山本咲希到(最後の"到”がなければ明らかに女の子の名前なので、私は最初女性騎手だと思っていた)も乗れる騎手。一方笠松は騎手の数が少ないうえ若手がおらず、17歳渡邊の上が、20代後半の森島になってしまう。藤田玄己(引退)がうまくいかなかった理由に、同世代の騎手がいなかったうえ、当時の笠松は3着までしか賞金が出ない厳冬状態で、先輩たちも自分のことだけで精一杯、新人の面倒を見る余裕がなかったというのもあります。当時名古屋に同世代の騎手が3人いましたが、笠松と名古屋は近くても別の競馬場だし、名古屋の方も結局村上だけしか残らなかった。水野は渡邊と同じ笹野厩舎で、キャラクターも髪の毛の色に比例して明るいことから、いい兄貴分になってくれる…はず。

90年代はたくさん新人が入ってきて、その中でどれだけ残るかといった感じだったようですが、今は違う。若い騎手を大事に―甘やかしてはいけないが、チャンスを与え続ける―育てていかないといけない。

 

笠松競馬「白銀争覇」の予想を。1400メートル。第11R。15:25発走。

年末年始の笠松、名古屋の重賞が続くことから、多くのオープン馬がそちらに向かって結果地元勢が手薄となり、毎年このレースは兵庫、金沢の馬たちの草刈り場となる傾向があります。特に園田は年末年始に1400メートルの重賞がない…ことはないのですが、中央との交流重賞兵庫GT」。インディウムは順調だったらそちらに行っていたのでしょうが、休み明け以降まだ調子が戻っておらず、レベルが落ちる「白銀争覇」を選択したよう。

 

◎7枠7番 メモリージルバ(名古屋・友森)

〇2枠2番 エイシンアトロポス(兵庫・大山)

▲1枠1番 インディウム(兵庫・岡部)

△4枠4番 ディアグリスター(金沢・栗原)

△7枠8番 ハドウホウ(佐藤)

×6枠6番 ダイヤモンドダンス(筒井)

 

 一昨年勝ち馬、昨年2着のメモリージルバを。昨年大晦日の「東海GC」を制覇。明け9歳ですが、昔からこの馬を見てきたので、馬齢を重ねるごとに強さが増してきている。極端な晩成タイプなのかもしれません。「東海GC」から10日に笠松にまた来るというのは、何だか味をしめて、助平心の強行軍に思えなくもないのですが、昨年も同じローテで2着(「東海GC」は4着)。明日はかなり寒くなるという話ですが、昔から寒い時期に活躍する馬というイメージが強く、距離も短い方が良い。

対抗の紅一点エイシンアトロポスは昨年人気を背負って大敗。ただ、その後はしっかり立て直し、夏には牝馬限定とはいえ佐賀の重賞を制覇。休み明けを勝利で飾り、叩き2戦目、充実した状態で挑みます。内枠なので先行力を活かすことができれば。

インディウムは先述したように、本来の力があればここではなく、「兵庫GT」に行っていたはず。最内を引いてしまったのがちょっと痛いですが、笠松は昨年同距離の「サマーカップ」で2着だったように実績はある。ここで復活のきっかけが掴めれば。

ディアグリスターは中央から転入して間がない。転入初戦は無難に勝ちましたが、1800メートル。中央でも中距離を中心に使われていたうえ、先行ではなく捲りタイプの馬。1400メートルの流れについていけるか。「笠松グランプリ」レベルになると厳しいでしょうが、ここなら。

 ハドウホウは一気の相手強化となりますが、堅実さが売り。反面勝ちきれないところがあり、名前ほど破壊力はありませんが、ドムのジャイアントバズほどの威力は期待してもいい。勝ち負けはどうかと思いますが、3着なら。

ダイヤモンドダンスは前走「東海GC」ではちょっと期待したのですが、如何せん先走りすぎた。中央では芝の中距離を使われていたようですが、「笠松グランプリ」で5着(2着からは0.4秒差)だったように、1400メートルの方が向いているのかも。「笠松グランプリ」は勝ち馬と、案外だったトウケイタイガー以外は微妙なメンバーだったのですが、やはりここよりは上。ちなみに6着だったハタノリヴィールは「東海GC」で3着。この馬は逆に中距離向きかも。

 

買い目は三連単2、7→2、7→1、4、6、8で8点。