粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

土曜中京メイン「ファルコンステークス」(3歳GⅢ)予想

久し振りに土曜日の重賞予想を。中京競馬場ファルコンステークス

中京芝1400メートルはどちらかといえば差し馬有利になります。まずは最初の3コーナーまでの直線が380メートルと長いことからテンが速くなり易く、先行馬が脚を温存しづらい。そして下りのスパイラルカーブであることから外の馬が加速して捲ることができる。一方内では、バテた先行勢が壁となって後続の進出を妨げるし、直線まで保つことが出来ても、長く急坂のある直線を乗り切らなければならない。スプリント戦はどのコースでも先行馬がスピードで押し切るという傾向があるのですが、中京については差し、追い込み有利、それにある程度パワーも必要とされる。

このレース、鍵となりそうなのが2番枠のモズスーパーフレア。例年このレースは前傾ラップなのですが、積極的に前を行きそうな馬がこの馬しか見当たらないので、例年ほど速くはならないか。でもモズスーパーフレアは戦績からして、道中力を温存できても中京の芝1400は乗り切るのが難しそう。後続も含めてヨーイドンでの直線力比べになるかも。

 

◎8枠15番 タイセイプライド(岩田)

〇5枠9番 ダノンスマッシュ(戸崎)

▲6枠11番 アンブロジオ(横山典)

△4枠8番 フロンティア(川田)

△2枠4番 テンクウ(田辺)

×3枠5番 カイザーメランジェ(武士沢)

 

弥生賞に出てきたヘヴィータンクと違って、タイセイプライドは本物の重戦車級。デビュー戦から500キロ台。4戦3勝で、唯一2番人気8着と敗れた京王杯2歳Sが、放牧明けプラス14キロの522キロ。2歳で522キロってどういう馬なんだと言いたくなる…と思ったら、裏開催の同じ3歳レースの若葉Sで、タニノフランケルという前走530キロの巨漢馬がいた。馬柱を見ると500キロ台の馬があちこちいる。今どきは500キロ台の若駒なんてありふれているのかもしれません。もしくは、私は中央よりむしろ地方の2歳3歳重賞の方をよく見るのですが、南関以外の地方競馬牝馬限定でなくても牝馬の割合が大きいので、300キロ代の小柄な牝馬も珍しくない。そのせいで500キロ台が特別大きく感じられるのかも。

前走デビュー戦で同コースを勝利。そのときは番手からの抜け出しだったのですが、前走は捲っての勝利。これまでずっとデムーロが乗ってきたのですが、今回岩田がテン乗り。無理に抑えるくらいなら行かせてあげたいというのが陣営のコメントです。理想は中団からの捲りなのですが、このレースは位から粘って残るというのも結構ある。状態も追い切りの動きも良さそうなので、馬の機嫌を損ねるよりはいいかも。

ダノンスマッシュはおそらく1番人気か。このレース、1番人気は(2.0.0.8)とあまり振るわないのですが、見方を変えれば、5回に1回は勝っていて、絶望的でもない。ただ、勝てなければ馬券圏内にも残れないというがちと厳しいですが。

カイザーメランジェは初勝利は笠松交流戦。ただ、その後芝に転向し、最低16番人気の7着から、500万特別勝利。デビューから初勝利まで、ダートで6戦要し、しかもその初勝利が笠松なのですが、芝に転向してからは順調。実は芝向きの馬だったということかも。前走は12頭立てで道中11番手からの勝利。中間の動きも良く更なる上積みも期待できそうなので穴馬候補に。

結局挙げた5頭のうち、明らかに差し、追い込みといえるのはカイザーメランジェだけなのですが、全体的に何が何でもハナで…という馬が先述のモズスーパーフレアだけである一方、典型的差し馬も少ない。若駒だけに能力だけで押し切ってきたという馬が大半ですが、この辺りから、抑えることも必要になってくる。勝負所まで上手く溜められた馬が最後に笑うということになるのでしょうか。

 

買い目は15を軸に三連複4、5、8、9、11に流して10点