粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

笠松競馬「オグリキャップ記念」全出走馬紹介

 26日木曜日に行われる「オグリキャップ記念」の全出走馬紹介を。メンバー的に、実績はあるけれど最近どうも調子が…という馬が多い。裏を返せば調子さえ取り戻せばハタノリヴィールを捻り潰せるだけの能力を持った馬が集まっているということ。各馬の調子の良しあしを見定めることが今年の「オグリキャップ記念」攻略の鍵になると思います。ちなみに今日明日岐阜県は雨で、当日は天気が回復するとのことですが、おそらく不良馬場でしょう。

 

1枠1番 メイジン(金沢・金田一昌厩舎/平沢城久)

アドマイヤドン/母父マーベラスサンデー

金沢の馬らしく1900~2100メートルでの好績が目立つ。1500メートルでの勝ち鞍もあり、重賞「スプリントカップ」3着の実績もあるが、同レースは7頭立てで勝ち馬のレベルから見ても、本質的に長いところが合った馬だと思っていいだろう。ただ、3走前の「中日杯」を地元の強豪たち相手に圧勝しながらも、2走前の川崎遠征で大きく馬体重を落とした挙句大敗、前走の地元戦でも、体重が戻らず殿負け。遠征競馬がからっきしダメな馬なのかもしれない。金沢→笠松は大した距離ではないが、体重が戻っているかどうか、中間しっかり調整されているかが鍵になる。体重を戻すために強い調教を控えているようだと、馬体重が増えていてもあまり歓迎できない。

2枠2番 グルームアイランド(大井・渡邉和雄厩舎/吉原寛人)

ヤマニンセラフィム/母父サクラチヨノオー

大井所属だが、3走前までは金沢所属。一昨年の「オグリキャップ記念」に、南関重賞「報知オールスターカップ」勝ちという鳴り物入りで出走、一番人気に応えた。当時私は同競馬場所属で「オグリキャップ記念」常連だったジャングルスマイル(現在は引退)の後を継ぐ大物が現れたと思ったが、昨年は不出走。9月に「イヌワシ賞」11月に「北國王冠」と、それぞれ地元の重賞を勝っているが、一度は勝った「報知オールスターカップ」は8着。一昨年笠松に現れたときのような勢いはない。ただ鞍上は吉原で昨年秋は地元で結果を出しているだけに、当然軽視は禁物。

3枠3番 ヤマニンデシリュー(笠松・森山英雄厩舎/吉井友彦)

ヤマニンセラフィム/母父ティンバーカントリー

今年復活した重賞「ウインター争覇」2着、「マーチカップ」5着。「ウインター争覇」ではハタノリヴィールに0.3秒差。距離はこなせなくはないと思うので、中間の調子次第では、展開の助けも要するだろうが上位は狙えないこともない。「ウインター争覇」は6番人気、「マーチカップ」は8番人気とあまり期待されていなかったようで、レースで高配が出るとしたら、今回もあまり人気しなさそうなこの馬絡みの可能性が一番高いと思う。

4枠4番 アサクサポイント(名古屋・今津博之厩舎/大畑雅章)

キングカメハメハ/母父サンデーサイレンス

昨年2着馬。名古屋の馬の中でもトップクラスなのだが、今年に入って完全に調子を崩してしまった。前走「マーチカップ」も臨戦過程から良化の遅れが露わで、結果も7着と大敗。一変あれば、遠征馬に抜きん出た存在のいないメンバーの顔触れからも上位評価でき、見直せるが、中間の動き次第といったところか。

 5枠5番 ヘイローフォンテン(笠松法理勝弘厩舎/筒井勇介)

ゴールドヘイロー/母父ティンバーカントリー

中央3勝、1000万条件から昨年暮れ転入(500万条件を2度勝っている)。ただ、「ウインター争覇」5着、「マーチカップ」6着と重賞ではいまひとつで、転入して間もない頃の勢いにも衰えが見られる。中央では長い距離を中心に使われてきたので距離適性に問題はないと思うが、今回も恵まれて入着止まりだろう。

6枠6番 エンパイヤペガサス(浦和・平山真希厩舎/岡部誠)

父エンパイヤメーカー/母父ディスターテッドユーモア

岩手ダービー馬だが、岩手の佐藤祐司厩舎と浦和の平山厩舎の間を行ったり来たりしている。岩手、南関どちらでも重賞を制しているが、昨年勝った「報知グランプリカップ」は今年は10着。その後大井の重賞「金盃」では4着、かと思えば川崎のA1クラスのレースで1番人気に推されながら6着に敗れている。どちらかといえば堅実に走る馬だが、ここ数戦は成績にムラが出てきている。このレースに挑んできたのは、「金盃」が2600メートルだったことから、長丁場はいけると踏んだからだろう。そのときの鞍上が岡部誠だったこともあり、今回も岡部に手綱を託す。要注意の一頭。

7枠7番 ベルゼブブ(浦和・小久保智厩舎/東川公則)

アグネスデジタル/母父サンデーサイレンス

一昨年川崎の重賞「戸塚記念」を勝っているが成績にムラがあり、しばしばとんでもない大差負けをする。「戸塚記念」が2100メートルだったことから、それをアテにして今回「オグリキャップ記念」に挑んできたのだろうが、典型的逃げ馬で、時折ひどい負け方をするのは、気性に難があるからではなかろうか?気分よく逃げられれば、といったところなのだろうが、「蠅の王」、「糞山の王」という異名を持つ魔王の名を取っただけあって相当癖が強そうで、最内に南関でもスピード負けしない同型のメイジンがいる。テン乗りの東川が上手く導けるかどうかは些か疑問。

7枠8番 カトラス(兵庫・渡瀬寛彰厩舎/青柳正義)

アドマイヤメイン/母父ダイナガリバー

中央1000万条件から転入。重賞では実績なく、佐賀の「はがくれ大賞典」でも勝ち馬から4.0秒差のブービー負けだった。名古屋、笠松の重賞で兵庫の馬は要注意だが、今回ばかりはノーマークでもいいだろう。

8枠9番 ハタノリヴィール(笠松・井上孝彦厩舎/佐藤友則)

フレンチデピュティ/母父セプティームシエル

目下笠松の大将格。トライアルの「マーチカップ」を制してここに挑む。血統的には距離延長は必ずしも歓迎ではないが、1900メートルで結果を出している。笠松の中とはいえメンバー中最も成績が安定していて、圧勝がない分、スピード能力よりも競馬の巧さで実績を築いてきた感があり、3ハロン延長の長丁場はむしろこの馬にとっては有利に働くのではなかろうか。敵は南関から来たグルームアイランドとエンパイヤペガサスぐらいになるだろう。

8枠10番 アンカーマン(名古屋・今津勝之厩舎/山田祥雄)

ステイゴールド/母父ドバイミレニアム

血統は派手だがAクラスに上って間がない。距離も1800メートル以上は経験がなく、重賞初挑戦で腕試しにしても家賃が高すぎる。