粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

今の藤岡佑介にはツキがある。

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日曜日の競馬の結果

中央東京「NHKマイルカップ」…カスP ハズレ/逆神の権兵衛 ハズレ

1着 11番ケイアイノーテック(6番人気)カス△

2着 9番ギベオン(2番人気)権▲

3着 レッドヴェイロン(9番人気)

 

藤岡佑は意外にもこれが中央GⅠ初制覇(地方は2010年、サマーウインドで「JBCスプリント」制覇)。2歳年下の弟が2009年の同じNHKマイルカップジョーカプチーノで制しているので、弟から9年遅れの中央GⅠ制覇。デビューしてから順調に成績を伸ばしていったのですが、そのせいか一時若手の分際で天狗になった時期があり、周囲の関係者総スカンを喰らっていたとか。そんな時期と較べ今は勝ち鞍の数自体大きく減らしていますが、一定の水準はキープし、2014~16こそ重賞勝ちは途絶えていましたが、毎年コンスタントに重賞を勝っていた。私自身の中では弟に較べるとそつはないけれど弾けたところもないという印象でした。弟は私が馬券で世話になった、シルクフォーチュンの2011年プロキオンS等、後方一気かもしくは先頭逃げ切りと、重賞で目立つ勝ち方をしているので、弟の方が「一発の魅力」があった。ただ、昨年菊花賞のクリンチャー(2着)、今年皐月賞のサンリヴァル(2着)、結果は出ませんでしたが今年の天皇賞春のガンコ等、最近ひしひしと存在感をかんじさせていたのは確か。前日も京都新聞杯を制し、まあ2日連続重賞制覇、それもGⅠはさすがにないだろうが2、3着ならと思っていたら見事な勝利。ケイアイノーテックもケイアイガーベラの息子ということで結構注目はしていましたが、NZT組は不振というジンクスを克服。とはいえ今年は大混戦、NZT組が割って入る余地はありました。

勢いのある騎手と波に乗り切れない騎手の差は、勝負どころで内を突くか、外を回すかという二者択一の判断で表れました。藤岡は大外を回したのに対し、1番人気タワーオブロンドンのルメールはインを突いたら完全に進路を塞がれ、更に不利を受けた。それ以前にタワーオブロンドンは東京芝マイルで果たしてもつか、という距離不安も囁かれていました。東京芝マイルは1600メートルがギリギリという馬では厳しい。1800~2000メートルを走れる力が要求される。結果ルメールは外を回して余計な距離を走るのを怖がり、インを選んで失敗したのかもしれません。一方藤岡は、前にいる馬群の動きから、これはごちゃつくと察し、敢えて外を回した。京都新聞杯のときも藤岡は速いペースの中、差し馬のステイフーリッシュを番手追走させた。この馬は中谷が主戦で、中谷が負傷したことから藤岡に回ってきた。テン乗りだけに差し馬という先入観がなく、高速芝で前が止まらず、京都ならこのまま行けるとの好判断ですが、差して結果を出してきた馬だけに、ここで負けたら大顰蹙間違いなしでした。

NHKマイルC京都新聞杯も好判断ですが、内か外か、前か後ろか、2枚のカードを出され、瞬時にどちらかを選択しなければならないとき、どちらかのカードが光って見え(外なら塞がれない、前が止まらない)、それを引けるのはやはり運。今の藤岡佑はツキも味方している。今年のダービーは、皐月賞を回避したダノンプレミアムに不安もあり、今回のNHKマイル同様混戦模様。ダービーでは、ステイフーリッシュはもしかしたら中谷に戻るかもしれませんが、少なくともサンリヴァルはある。ダービーは「最も運がいい馬が勝つ」と言われていますが、それは鞍上にも言えること。もうちょっと藤岡佑にお付き合いしてもいいかもしれません。

 

関西在住モリアテ教授が送ってきた今週の一枚(?)

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