粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

岩手競馬(水沢)「ダービーグランプリ」予想

岩手競馬(水沢)「ダービーグランプリ」の予想を。2000メートル。第11R。15:50発走。

本来ならもっと早く開催されるはずが、薬物事件によって12月の半ばまで延期に。あの禁止薬物事件は、予想通りというか結局真相は判明しませんでした。その一方で浦和の小久保厩舎の管理馬から禁止薬物が。以前は故川島正行厩舎(船橋)の有力馬からも検出され、一概に故意的な事案とはいえないのですが、岩手の場合は短期間に三連発。

この競馬場は、新潟(三条)や益田、中津の廃止に端を発し、全国を巻き込んだ地方競馬場の存廃危機が訪れるまでは、それこそ平安時代末期に栄えた奥州藤原氏よろしく「地方競馬の優等生」と持て囃され、今回予想する「ダービーグランプリ」も「南部杯」と並ぶ交流GⅠでした。一時期は笠松に劣らぬ崖っぷちぶりだったのですが、奥州藤原氏のように滅ばなかっただけまだよかった。それでもどこか栄華を極めた頃の驕りがまだ抜けきっていないのか、他地区の地方競馬関係者の一部からはまだ胡乱な目で見られている節があります。今回の禁止薬物三連発も、さすがに全部過失と言い切るには無理がある。とはいえすべてが白日のもとに曝されるまでは開催できないというのも酷な話。

ラブバレットが「笠松グランプリ」で4着に敗れた際、某大手競馬サイトの掲示板で、「クスリが切れた」とか心無い書き込みをされた。そういう中傷を受けるということも踏まえて、次はもうないという覚悟で主催者、関係者は開催して欲しいものです。

 

◎1枠1番 コーナスフロリダ(兵庫・岡部)

〇8枠9番 チャイヤブーン(村上)

▲7枠7番 クリノヒビキ(兵庫・赤岡)

△6枠6番 ムゲンノカノウセイ(山本政)

△2枠2番 エルノヴィオ(山本聡)

 

「西日本ダービー」(金沢)で、相手が手薄とはいえ圧倒的な強さを見せつけた「兵庫ダービー」馬コーナスフロリダを本命に。水沢までの遠征がどうかですが、「西日本ダービー」勝利後も、このレースの延期を知りながら、敢えて地元戦を使わず爪を研いで待っていた。この意気を買いたい。盛岡だとコース適性がどうかというところもありますが、水沢なら。

対抗に地元最右翼のチャイヤブーン。「岩手ダービー」と川崎「戸塚記念」(そのときは船橋所属)を勝利。「不来方(こずかた)賞」2着。輸送なく地元で迎え撃つアドバンテージもある。戻って来て初戦の「不来方賞」はまだ勘が戻っていなかったと考えていいか。それでも3着ムゲンノカノウセイは大きく引き離した。ちなみに「不来方」は、「南部杯」に名を冠された南部氏の、桃山時代末期から幕末までの本拠。城は造りかえ、「盛岡城」と名も改めましたが、明治初期に城の老朽化もあって解体。石川啄木の有名な俳句「不来方のお城の草に寝ころびて…」と城址が残るばかりとなりました。

クリノヒビキは笠松「岐阜金賞」でサムライドライブを降し、これをきっかけにサムライドライブはスランプに落ち込んだ。一方クリノヒビキも地元重賞で4着。佐賀の代表スーパージェットは抑えたものの、「岐阜金賞」勝ち馬の上に、勝った「兵庫ジュニアグランプリ」3着馬ソウカイボーイら3頭いるなんて今年の兵庫はどれだけ層が厚いんだ?と悲鳴をあげたい。この重賞を使った分コーナスフロリダより余裕がないということで、本来は対抗にしてもいいのですが、チャイヤブーンに対抗を譲ることに。

実力だけなら上述3頭で決まりそうですが、やっぱり輸送のリスクがある。兵庫勢のうち片方が沈むとすれば、「不来方賞」3、4着のムゲンノカノウセイ、エルヴィオか。

買い目は

三連単1、9→1、9→2、6、7で6点。

三連複9を軸に1、2、6、7に流して6点。計12点。