粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

メモリージルバは「オグリキャップ記念」に挑戦してもいいかも―「マーチカップ」回想

木曜日の競馬の結果

笠松競馬「マーチカップ」…三連複1,610円的中(10点)

1着 6番メモリージルバ(1番人気)〇

2着 7番ハタノリヴィール(4番人気)△

3着 9番デジタルフラッシュ(3番人気)▲

勝ちタイム 2:02:3(重)/昨年の勝ちタイム 2:02:1(ハタノリヴィール・重)

コースレコード 2:00:3

 

高知競馬「黒船賞」…三連複570円的中(10点)

1着 3番サクセスエナジー(1番人気)◎

2着 1番ヤマニンアンプリメ(3番人気)〇

3着 5番キングズガード(4番人気)△

勝ちタイム 1:26:6(不良)/昨年の勝ちタイム 1:27:2(エイシンヴァラー・不良)

コースレコード 1:26:0

 

まずは「マーチカップ」。本命にしたのはイブキでしたが、東川の乗る馬と心中して当たったためしがないので、ボックス買いにして正解だった…というのは半分冗談で、沈むとしたらこのパターンだろう、というパターンに見事ハマってしまった。つまり、先頭に押し出されて後方からプレッシャーを受け続け、耐えきれずに後退。メンバーの中で積極的にハナを欲しがる馬がおらず、スピード能力と枠から押し出されてしまう可能性は充分ありました。予想でも記しましたがテンションが高くなり易いタイプのようで、こういう馬は抑えると機嫌を損ねるし、かといって離して逃げなければ後ろから突かれて消耗してしまう。

モリージルバにとっては絶好の展開で、勿論気分よく単騎で逃がすなんて愚は犯さない。イブキを標的にプレッシャーをかけ続け、耐えきれなくなったところを抜け出してそのまま押し切る。「ウインター争覇」に引き続き、この馬の勝ちパターン。

10歳にして重賞を連勝するのは大したものですが、層の薄い笠松、しかも他地区の馬が出てこない東海地区限定の重賞では強くても、地元名古屋のSPⅠになると掲示板まで。昨年はこのレース3着の後、地元「東海桜花賞」(1400メートル)に行き5着でしたが、勝ったとはいえ今年もどうかという気がします。近年は長い距離の方がいいレースをしているだけに、相手はきつくなるかもしれませんが、いっそ未知の2500メートル「オグリキャップ記念」に挑戦するのも手か。ただ先日死去したキングヘイロー産駒で、キングヘイロー産駒は距離は短い方がいい。カワカミプリンセスは2400メートルのオークスを制しましたが、メモリージルバはカワカミプリンセスと違い、母系も短い距離向き。血統的には二の足を踏みますが、相手関係的にはチャンスあり。スタート直後に友森ポテチンの昨年大晦日ゴールドカップ」上位入線馬が出てくる気配は薄く―カガノカリスマは出てくるかもしれないが―、少なくとも笠松勢と勝負付けは済んだ。カツゲキキトキトも復帰の目途は立っていないようで、あとは他地区から何が来るか?

昨年「オグリキャップ記念」覇者のエンパイアペガサスは勝ったときは浦和の平山真希厩舎でしたが、その後岩手に移籍。ところが岩手が薬物騒ぎで再度平山厩舎へ。しかし結果を出すことが出来ず、最近再度岩手に戻ったようですが、「オグリキャップ記念」連覇を狙うにしても万全の態勢を整えられるか?波乱を起こした2着馬名古屋のアンカーマンは現在南関のCクラス、3着地元ヤマニンデシリューは既に引退。

2着ハタノリヴィールは、昨年はメモリージルバ同様に「ウインター争覇」とこのレースを連勝し「オグリキャップ記念」でかなり期待した馬でした。結果は散々で、以降大崩れはしないけれど弾けない地味な馬になってしまった。今回うまく好位につけることができ、2着と善戦はしましたが、メモリージルバには0.8秒と完全に突き放された。地元中距離路線で順調な一線級といえるのはこの馬くらいだから、今年の「オグリキャップ記念」も地元勢苦戦は免れないか。

 

黒船賞」は…

 

ゴール直前になって

突っ込んでくるな藤岡佑介

 

4着が7番人気エイシンバランサー。藤岡の野郎が突っ込んで来なければ50.4倍だったのに。

勝ちタイムは1:26:6で、コースレコードから0.6秒差。このレコードは1999年同レースのテリオスフリーゼで、鞍上は的場均。1:26秒台はあとは2004年ディバインシルバーの1:26:4のみ。15年振りに1:26秒台を出したことになります。ちなみに「マーチカップ」の1900メートルのコースレコードは1985年で、騎手は伊藤強一(現調教師)。笠松の場合は1900メートルで交流重賞がないので破られにくいのですが―かつて交流重賞があった1400メートルは地方馬によって次々と塗り替えられているが―交流重賞のある高知1400メートルで20年レコードが破られていないというのも意外。

今年の「黒船賞」はタイムではなく、売り上げでレコード更新。レース開催日の売り上げも10億3090万900円で、武豊ハルウララに乗った2004年「黒船賞」開催日を1億5000万円以上越えました。ハルウララブームが去った2007年は賞金も出せずに、一般のファンから賞金の募金をつのったのですが、それから12年、地道な努力で見事復活を果たしました。

とはいえ、先日も記しましたが景気にも陰りが見えはじめた。喜んでばかりもいられない。これからどう売り上げを保持していくか、高知競馬も考えないといけないときでしょう。