粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

平成最後のGⅠは天皇賞春です。

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ば、馬鹿め。

こんなのつ、つ、釣りに

決まっているだろう!

この俺様が平成は

4月30日まで続くことを

し、知らないわけがないだろう!

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カスPって期待に違わず

救いようのない馬鹿ですね。

それでは皆さん、

また来週桜花賞でお会いしましょう。

さいなら、さいなら。

 

ちなみに馬券は

両方ハズレ。

 

日曜日の競馬の結果

中央阪神大阪杯」…カスP ハズレ/逆神の権兵衛 ハズレ

1着 3番アルアイン(9番人気)

2着 6番キセキ(2番人気)カス◎/権〇

3着 2番ワグネリアン(4番人気)カス▲/権▲

 

ハナでレースを引っ張ったのがエポカドーロというのは意外でしたが、ペースは予想した通りスロー。こうなると内の先行馬が有利という阪神芝内回り2000メートルの特性が活きてくる。アルアインは昨年天皇賞秋4着でしたが、金鯱賞5着で、しかも勝ち馬に0.9秒も離されているというのが引っ掛かって買いませんでした。ただ、天皇賞秋で北村友、マイルCS(3着)で川田、金鯱賞で柴山という鞍上を見ると、金鯱賞は叩きだということが見て取れる。陣営もコメント前走が叩きだということを強調、内枠も歓迎。追い切りからも上積みが見て取れた。柴山には酷ですが、それでも金鯱賞で3番人気に推されていたのだから、上手く乗って単なる「叩き」だけでなく結果も出していれば大阪杯でも機会が与えられていたかもしれない。現時点は藤田菜七子より少ない7勝。キャリアを考えれば藤田が平場戦で斤量に恵まれているとかは泣き言に過ぎない。

キセキは安定感あり、今後も無視できない。菊花賞馬で昨年天皇賞春3着だけに、今年も天皇賞春を目指すか。エポカドーロに先を譲り、スローの道中、番手でのレース運びも天皇賞春を見据えたように思えます。ワグネリアンは昨年ダービー馬の面目を保った。神戸新聞杯以来、いきなり年上の馬相手にGⅠでこの結果なら上々。

一方対抗で期待したステルヴィオはまさかの殿負け。GⅠ初制覇は丸山ではなく北村友だった。金鯱賞からの叩き上昇を見込んだのはアルアインよりペルシアンナイトだったのですが、こちらも惨敗。どちらもレース運びは悪くなかったのですが、スローなのに最後までもたなかった。明らかにどちらも馬の調子。ステルヴィオはマイナス12キロで、追い切りの動きは抜群だったのに…。

あと、三連複10,740円はGⅠにしては意外と配当が小さかった気がします。まあ、先週の高松宮記念の反動ではないでしょうが、14頭という頭数と、比較的拮抗した力関係が人気を分散させた結果か。

 

新しい元号は「令和」に決まりました。

「令」という漢字は想定外でした。というのも「命令」とか「辞令」とか、上から下に押し付けるイメージがある。漢和辞典にも

1.法律、法令

2.公文の一種。おふれ。ふれぶみ。布告。命令文

3.地方長官

4.ヨい=善

5.他人の血族の敬称

6.…をして…シむ。させる。使。使役の助辞

7.おおせ、いいつけ、さしず

8.モれ。たとい。仮設の辞

9.時令。時節。

(三省堂「新漢和中辞典」長澤規矩也編)

今回は6を使っている。個人的にはM、T、S、Hのイニシャルになるものは使えないということから、「光」で「こう」が来るのではと予想していました。これまでの元号によくあった「慶」(けい)もありましたが、字が難しい。ただ、有名企業の名称と重なってはならないという条件もあり、「光」の漢字を使った企業は多く存在していたので、「光」を使うと、下の漢字も難しいものが使えないという条件から、有名とはいわないまでも、どこかの企業と重なる可能性はありました。「令和」という企業は国内ではゼロだそうです。

これまでは漢籍から取っていて、今回保守層を中心に日本の古典からの引用を求める声がありました。地方統一選や参院選も近い中、保守層の意を汲んで支持を繋ぎとめておきたいという安倍総理の意図が透けて見え、中国や韓国ならともかく、複数の有力な欧米メディアから軍国主義への回帰とまで酷評されていますが、元々元号は時の権力者の意向を反映したものが少なくない。元号と政治は無関係ではないのです。それでも「古事記」や「日本書紀」ではなく「万葉集」を選んだのが良かった。万葉集は上は皇族、下は名もない庶民まであらゆる階層の人たちの歌が集められています。従って「古今和歌集」等、高貴な人たちの歌のみで編纂された後世の勅撰和歌集が技巧的で、テーマも絞られているのとは対照的に、素朴な表現で幅広いテーマを歌われていることが評価されています。古今和歌集の仮名序にいわせてば、日本ではミミズだってオケラだってアメンボだって歌を詠むらしく、歌というのは日本という国そのものに深く根付いている。

愛嬌のあり親しみやすい相貌の小渕恵三―実像はかなりしたたかな、典型的な昭和の政治家だったが―と異なり、東京新聞の記者との一件もあり、陰険な印象がある菅義偉が新しい元号の額縁を掲げるのは絵になるのか?とも思いました。元々は小渕氏同様叩き上げの苦労人で、御曹司の安倍を手堅くフォローする役割を担っていたのですが、長いこと官房長官の座にいて権力の瘴気に毒されたのか、だんだんと顔つきも悪くなっていった。会見前は赤松広隆衆院副議長と揉める一幕もありましたが、それでも会見では意外と(?)いい顔していた。

ただ、ふたりに限定された記者の質問があまりに稚拙で呆れてしまった。

最初の記者。

―考案者は誰ですか?

バカかコイツは?

答えるワケないだろ。

ふたりめの記者

―案は幾つありましたか?

数なんて

どうでもいいだろ。

当該記者個人が考えた質問なら、パッパラパーの能無しとしか言いようがないのですが、おそらく主だったマスコミ全体の質問を代表して、このふたりが質問したのでしょう。他の質問も安倍総理が後に会見に臨むのだから、そのときに訊けばいい愚問ばかり。

平成のときは、昭和天皇崩御による「時代の終わり」に対する喪失感、感慨等あり、また日本全体が自粛ムードに包まれていたこともあって、新元号発表が大々的なイベントになることはなかった。今回の改元天皇崩御に伴うものではなく、どちらかといえばお祭りムードがあり、国民が皆注目する一大イベントに臨んだ菅官房長官の思いを訊くとか、この時をテレビにかじりついて待っていた国民の注目度について菅長官個人の見解を訊けば、それは総理が答えるとか、そっけない返答はなかったと思うのですが。

ちなみに「平成」のときは他に「正化」、「修文」があり、「平成」にしたい政府が、他のふたつはイニシャルが「S」であることから昭和と重なるという難癖をつけたとか。「修文」は古典中国文学者である目加田誠氏の案であることが明らかであり、決まった「平成」も、考案者が山本達郎氏、安岡正篤氏のいずれかに絞られている。こういったことはひとつのミステリーとして、後々に少しずつ漏れた情報を、パズルのピースのように繋ぎ合わせていけばいいことですし、今国民たちが知りたいことではない。マスコミの劣化というのを再確認させられる一幕でした。

 

…と昨日記した時点でいったんブログを記すのを中断したのですが、翌日にあっけなく案が6つあったこと、没になった最終案5案の名称が出てきてしまった。まあ、没になった5案と較べても、やっぱり「令和」が一番良かったかなと思う。「万和」は私が尊敬する漢詩の大家・石川忠久氏の案らしく、南北朝時代南朝梁の皇太子・蕭統によって編纂された「文選」の一句から取られたそうですが「ばんな」という読み方はちょっとしっくり来ない。それに「令和」の考案者も、万葉集研究者の中西進氏による案だという説が濃厚と、随分あっさり判明してしまったわけで。