粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

競馬は「負けに不思議の負けばかり」

槇原敬之逮捕の報に触れ、やはり薬物の魔力を振り切るのは困難なのかと。

先だって田代まさしの逮捕のとき、友人と話したのですが、まず自分たち一般人は入手するルートを知らない。知ろうと思えば知ることもできるのでしょうが、そもそも自分から欲しいとは微塵も思わない。沢尻エリカピエール瀧も、おそらくは自分から積極的に求めたのではなく、最初誰かが勧めてきて、それに軽い気持ちで応じたが最後、深みに嵌ってしまったのでしょう。第二に、カネがない。沢尻も瀧も槇原も、薬物を買うカネがあるからこそ勧められた。買うカネない奴に売るバカはいない。ない奴に「犯罪してでもカネ用意してこい!」と言ったところで、そもそもクスリ買うカネ欲しさに起こす犯罪なんて杜撰なのが目に見えているし、それで警察に捕まれば売人をゲロすることだって十分ある。「はだしのゲン」のムスビみたいな顛末だってあり得る。近づき易い環境にいて、失いたくない名声と継続的に買ってくれるだけの収入の両方を持っている芸能人が、一番ターゲットとしては適当なのでしょう。

岡村靖幸は大丈夫……と信じていいのか?

 

火曜日の競馬の結果

佐賀競馬佐賀記念」…馬連330円的中(13点)

1着 10番ナムラカメタロー(2番人気)◎

2着 3番ロードゴラッソ(1番人気)△

3着 8番ノーヴァレンダ(5番人気)△

勝ちタイム 2:06:7(良)/昨年の勝ちタイム 2:05:7(ヒラボクラターシュ・良)

レコードタイム:2:05:7

 

やっちまったなー(もう古いのか?)的な大トリガミ。でも結果を見て一番強く感じたのは、毎年ながら大したメンバーでもないのに、地元の大将格グレイトパールがJRA勢に完敗したことへの落胆。最後バテたラインカリーナやテルペリオンすらかわせなかった。7歳とはいえこの程度の馬ではないはずなのですが…。

笠松の「ウインター争覇」も軸馬ストーミーワンダーが5着。鞍上の渡邊がひどい騎乗をしたというわけでもなく、むしろ勝ちパターンといってもいいレース運びでしたが直線失速。「笠松グランプリ」以来とはいえ、有力馬の一角チャイヤブーンが出走取消になり、最低連対は確保しないといけないレースだった。この馬が古馬笠松のエース格なのだから、こうなると今の笠松は名古屋も含めた他場の馬を肥やすだけの草刈り場状態。あともう一頭期待していたドリームスイーブルに至ってはまったく見せ場なし。回ってきただけ。今の笠松は高知より弱い。

 

そういえば日本シリーズで「巨人はロッテより弱い」と迷言を残した近鉄バファローズのピッチャーがいたっけ…加藤哲郎だけど(実際は相手の巨人打線の不振に触れたら話が膨らんでしまったらしい)。それで、野村克也氏の死を思い出した。いきなり飛び込んできた槇原敬之の逮捕が冒頭でしたが、当初はこの話にするつもりだったのです。

野村氏は、私がプロ野球に夢中になっていた頃、ヤクルトの監督でした。つまり絶頂期。「ID野球」とか「野村再生工場」とかいう言葉がスポーツ紙を賑わせていました。その後阪神楽天の監督になりましたが結果を出せず。楽天のときは、ルーキーだった田中将大を、最初一年は一軍の試合には出さないと明言していたのですが、台所事情がそれを許さず、結局ローテの一角として一年通して使いまくりの負けまくり。これが結果として田中を鍛え上げたのだと思いますが、就任当時の楽天は高卒ルーキーをじっくり育てる余裕もないくらいひどいチームでした。それでも最後の年はリーグ2位にまで上げた。実は野村氏の楽天監督時代、鍛えられたのは田中だけでなく、野村氏の監督就任と同時に二軍コーチになった息子克則もでした。選手としては無能といってもよかったのですが、指導者として開花、若手にも慕われた。父親が難しい人物だったのに対し、克則は接し易いということもあり、特に一軍コーチになってからは選手と父親の緩衝材みたいな役割も果たしていた。その後巨人、ヤクルトのコーチを経て、現在楽天の一軍作戦コーチ。

色々とお騒がせだった愛妻を亡くして気落ちしていたそうですが、津川雅彦氏といい、内田裕也氏といい、妻を亡くすと後を追うように逝く旦那は数多いるのに、逆はあまり聞いたことがない。男はやっぱり弱い生き物のようです。

野村氏の名言に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」とありますが、競馬って逆なんですな。勝った馬はどれだけ人気薄でも、終わった後になって勝因が明らかになる。そして私たちは「どうしてそこに気付かなかったんだ?」と臍を噛むが後の祭り。勝って然るべきレースで大敗した馬の多くが「何故?」で終わってしまう。「負けに不思議の負けばかり」だからこそ、東大卒の血統評論家も大御所の競馬評論家も競馬ファンから疫病神扱いされているわけで。