粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

名門・吉田牧場が生産終了。

日曜日の競馬の結果

中央東京「オークス」…カスP ハズレ/逆神の権兵衛 ハズレ

1着 4番デアリングタクト(1番人気)カス◎/権〇

2着 16番 ウインマリリン(7番人気)権▲

3着 7番 ウインマイティー(13番人気)

 

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カス:ウインマリリンを

買わなかったのは反省します。

権兵衛は買っていたし。

しかし、同じウインでも

マイティーは無理でしょ。

やよいさん:ウインマイティー

買えなかったのは

あなたたちの日頃の行いが

悪かったからですぅ。

普段から善い行い(主に教会への寄進)を

続けていれば

神様(左上)がウインマイティーの名前を

囁く声が聞こえていたはずですぅ。

昨年のオークス馬は

前走どこ勝ちましたかぁ?

そんなことだから

悪魔の子ダミアンのデビルなんて馬

買ってしまうんですぅ。

権兵衛:…それってデゼルのことですか?

 

非社台の生産馬がワンツースリーというクラシックにしては珍しい(?)結果。ウインの2頭はコスモヴューファームというビッグレッドファームの系列で、大きな牧場ですが、デアリングタクトの長谷川牧場は、活躍している馬と言えば名古屋→園田のエストレラブランコくらいか。失礼ながらこういう零細牧場から圧倒的に強い馬が出てくるというのが競馬のロマン。とはいえデアリングタクトの血統を見ると、セリで1,300万円というのもそれほど高くないと思える良血。父の母シーザリオと、母の母デアリングハート桜花賞で2着、3着という同世代。しかも不思議というか、この名牝2頭がまみえたのは桜花賞だけだった。

牧場といえば、吉田牧場が生産終了。1897年に始まる輝かしい歴史に幕を下ろすことになりました。恥ずかしながら競馬初心者の頃は「吉田」という名称から社台と関係あるのかな?と思ったりもしましたが、東海公営ファンとしては、リアルタイムではないにせよワカオライデン。その血を継いだライデンリーダー(生産はヒカル牧場)も繁殖牝馬として繋養していました(その後功労馬として吉田牧場で過ごしたが、2014年死去)。

4月2日の火災で繁殖牝馬をすべて失ってしまったのが最大の原因でしょうが、代表である吉田晴雄氏の体力からも、勇退を決断したそうです。120年以上続いた名門牧場を惜しむ声は多いですが、人が営むもので永劫に続くものは滅多にない。2011年に廃止となった荒尾競馬も90年以上続いた。最近、中国の西晋(265~316)以降、明に至るまでの歴史を題材にした歴史小説を何冊か読んだのですが、稀代の英傑が華々しく建てた王朝も、時が経てば波にさらわれた砂の城のように崩れ去っていく。南北朝時代の諸王朝など次々と現れては50年前後、早ければ20年で悲惨な最期を迎える。吉田牧場は功労馬として繋養しているアブクマボーロやスティールキャストとともに残りの日々を送るようで、静かに競馬界から去り行くことになるのですが、どこかの企業家が継いですっかり姿を変えるよりは、かつては多くの名馬を送り出し、歴史に名を刻んだ競馬界を見守りつつ終焉を迎えるのもありかもしれません。こういう穏やかな終わり方はなかなかできるものではない。

吉田牧場は関係ないのですが、今回のコロナ禍で、主に飲食店や小売店で、長い歴史を持った店が看板を降ろすといったニュースがちらほら出てくるようになった。自分が知っている店で、果たして大丈夫だろうか?と気になる店もなきにしもあらず。