粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

日曜札幌メイン「クイーンステークス」(牝馬GⅢ)

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15年近く前かな。「ゴルゴ13」の単行本を集めている時期があったのですが、50冊くらいでリタイアしました。その中で印象に残った話のひとつが、114巻の「病原体・レベル4」。アフリカ奥地に生息するミドリザルを生物実験用に密猟者が乱獲するのですが、そのサルが、極めて致死率の高い強力なエボラウイルスに感染していた。サルたちは、ゴルゴが偶然乗り合わせていた豪華客船の荷物の中に紛れていたのですが、そのサルたちが檻を破って脱走し…という筋書き。

今回のコロナウイルスは「空を飛ぶものは飛行機、四本足なら椅子以外何でも食べる」と揶揄されている中国人が、グルメのため捕まえた野生動物から感染していたとも、武漢のウイルス研究施設で生物兵器として人工的に作ったものが漏れたともいわれますが、どちらにせよ我欲で自然を荒らしたり、自然の摂理に反するものを作ろうとする人間に対する自然の報復かもしれません。前掲の「病原体・レベル4」では、現地で感染した密猟者たちが次々と全身から血を吹いて死に、村が焼き払われる。その様子を見ていた老人が、怒った自然の神が「悪魔の猿を放った」と嘆く。そしてラストシーン、事件の収拾に関わったアメリカ政府のウイルス研究者が、部下に何気なく、当然のように言う台詞が恐ろしい。話自体スリリングで実に面白いので、ブックオフ等で見つけたら買って読んでみてください。今回のコロナ禍、新しい生活様式云々よりも、もっと根本的に見直すべきものがあるのでは?と。

 

クイーンステークスの予想を簡単に。

◎4枠6番 カリビアンゴールド(藤岡康)

〇5枠8番 フェアリーポルカ(和田)

▲6枠10番 リープフラウミルヒ(丹内)

△2枠2番 スカーレットカラー(岩田康)

△5枠7番 コントラチェック(ルメール)

×8枠13番 サムシングジャスト(武)

 

札幌は直線が短く、内枠で逃げ、先行脚質が有利。ただ、今回は逃げる馬が多く、ハイペースになった場合、後ろの馬にもチャンスあり。昨年はスカーレットカラーが4角10番手から2着に追い込んできましたが、やはり直線一気は難しく、小回りとはいえ比較的曲がり易い3~4コーナーを捲る形で位置を上げていく必要があります。

過去5年を見ると、3頭行った行ったで決まったことはなく、最低1頭差し馬が紛れてきます。さりとて先行勢総崩れもない。

 

本命は昨年3着のカリビアンゴールド。先行脚質で札幌も(1.0.1.1)と実績あり。洋芝に強いステイゴールド産駒というのも魅力。中間の動きも良さそう。

フェアリーポルカ牝馬重賞を連勝中。札幌は未経験ですが小回りに実績あり、ルーラーシップ産駒というのも力を要する洋芝には合いそう。ただ、斤量が52→54、そして今回56キロ。別定戦ではあるのですがこれがどう出るか。

リープフラウミルヒはメンバー中最も札幌に実績があり(2.0.0.1)。血統も父ステイゴールド、母父クロフネはこの舞台にもってこい。福島牝馬Sでは13番人気ながらフェアリーポルカに0.1秒差2着。そのときは同じ斤量で今回フェアリーより1キロ軽い。ただ、まだ3勝クラスも勝っていない。福島はフロックの可能性もあり、ここは血統と札幌の実績に期待。

スカーレットカラーは昨年後方一気。ハマったという感じで今年も同じようにいくか?逃げ、先行馬が多くハイペースが予想され、そうなるとこの馬にとっては願ったりかなったりなのですが、そういうときに限って蓋を開けると意外とスローだったりすることも。自分でレース展開を作れない馬の弱み。

コントラチェックはルメールと、札幌は強い藤澤和厩舎ということで。この馬自身札幌は1戦1勝。正直人気を背負った藤澤和厩舎&ルメールの馬はクサく、疑わしいところもなきにしもあらずですが、抑えておく必要はある。

最後に追い込み馬のサムシングジャスト。追い込み馬ですが動こうと思えば早い段階から動ける馬のようで、ここ2戦捲りで結果を出している。武豊ですからどこで動けばいいかは心得ているでしょう。そういう点で窮屈にならない外枠なのは却っていいかもしれない。

買い目は6を軸に三連複2、7、8、10、13に流して10点。