女性ファンも多く、果たして愛之助に金玉を握られるかどうか話題だった宮野真守、しっかり握られた。
「麒麟がくる」では今川義元を演じていたのですが、桶狭間で討ち取られるとき、今井翼(毛利新介役)の金玉を握りながら果てたらさぞ大ウケだったのに…と思ったけれどさすがにそれはないか。
先日、といっても半月くらい前になりますが、歴史関係の伝手でチケットを貰ったこともあって、可児市の「花フェスタ記念公園」内にある「大河ドラマ館」を見てきました。ドラマ中でも前半光秀が暮らしていた明智長山城があり、明智光秀生誕の地として盛り上がるはずが、盛り上がるのはコロナウイルス陽性者の数ばかりという何とも不運な町。別に大きな町ではないのですが、どういうわけかやたらクラスターに見舞われる。
「大河ドラマ館」内は、出演俳優の写真等、肖像権に関するもの以外は基本撮影可能で、ドラマ内で使われた衣装や小物等の実物が多く展示されていました。
劇中に登場する京都の娘で医師・東庵(堺正章)の助手である駒(門脇麦)の衣装。東庵同様架空の人物ですが、序盤から登場する主要キャラクター。中盤以降の舞台は京都が中心になることから、駒の出番も多そう。
光秀の家来で後に「明智五宿老」のひとりに数えられる藤田伝吾(徳重聡)の衣装。
光秀の叔父で明智長山城主・明智光安(西村まさ彦)の衣装。長良川の戦いでは道三サイドにつき(というか、立場上それ以外に選択肢がない)、敗れて自害。息子の光春(ドラマでは左馬助・間宮祥太朗)は後の明智秀満。史実では三宅弥平次という家臣が光秀の娘婿となって明智秀満を名乗るという有力説もあり、大河ドラマではどちらの説を取るのかと思ったのですが、光安の息子説を採りました。どうでもいい話だけれど、「信長の野望」シリーズでは15作中、息子は「全・国・版」から数えて2作目の「戦国群雄伝」以降レギュラーですが、光安は4作目の「覇王伝」しか登場していない。
可児市には明智長山城があるということもあり、館内ではこの明智光安という人物が結構プッシュされていて、展示物の中にはドラマでの明智長山城のミニチュアモデルも展示されていました。ただ、展示物は物語前半のものが中心。既に撮影が終了したから実際使われた衣装や小物が展示できるというのもあるのですが、可児市が物語に絡んでくるのは、長良川の戦いで明智長山城が斎藤高政(伊藤英明)の軍に攻められて落城するまでですから、仕方ないかなというところもある。