粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

不祥事における競馬ファンと一般人の認識の違い

今更ながら4月18日の競馬の結果

中央中山「皐月賞」…カスP 馬連4,300円的中(15点)/逆神の権兵衛 ハズレ

モリアテ教授 ハズレ

 

1着 7番エフフォーリア(2番人気)カス▲

2着 13番タイトルホルダー(8番人気)カス〇

3着 3番ステラヴェローチェ(6番人気)権△

 

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えー、先日はJRAに対して

「陰謀」などという根拠のない

フェイクニュースを流してしまい、

JRAに多大なご迷惑をおかけしたことを

深くお詫び申し上げます。

大変申し訳御座いませんでした。

それはさておき、

先日、競艇界では助成金を不正受給した

215人中、67人の選手が

出場停止処分となりました。

競馬界では給付金の不正受給を勧誘していた

スポニチの記者も更迭、出勤停止の懲戒処分と

なりました。

JRAの騎手13人を含む167人については一体

どうなってんでしょうかね?

戒告って、笠松で不正に何にも関係してなかった

渡邊や水野、深澤らと同じなんですけど。

コロナ禍で皆が苦しい思いをしている中、

国民の税金をくすねておきながら…

…え?愛知県知事のリコール問題?

あれはね、特定の勢力が味方を装ってスパイを…

と、とにかく私は何の関係もありまんよ。

あの美容整形外科医が勝手にやったこと……

(「ザ・ハングマン」に吊るされる悪党風の口調)

 

いつまで不正受給の件をネチネチ言い続けるのか?というと、万馬券当たるまで。

 

コメント欄の返信はしておりませんが、ちゃんと拝読させて頂いております。近日のものは追って返信させて頂きます。入院、手術の件、お気遣い頂き恐縮です。

笠松の外科手術と私の手術が重なっているなんてコメントありました。私の手術は命に関わるものではありませんでしたが、笠松は生死に関わる大手術。出血多量で術後の経過はまだわからない。

そんな間にも、また競馬で嫌なニュースがありました。岩田康誠の悪質行為。さすがにJRAも翌週ではなく、翌日から騎乗停止処分にし、マイラーズCでは代打騎乗の古川がナイス騎乗でケイデンスコールを勝利に導いた。とはいえ、大方の意見と同じく、私も騎乗停止2週間は軽すぎると思います。山田敬士がレース距離を間違えたミスで3か月間の騎乗停止。場合によっては八百長を疑われかねない行為なだけに仕方ないにせよ、山田の場合は明らかに過失。岩田の許しがたいところは、返し馬の際、自身の騎乗馬で藤懸の馬にラチに向けて幅寄せしたこと。馬を脅しの道具に使い、藤懸や彼の騎乗馬を危険に晒している。採決委員に告発したのが被害者の藤懸ではなく、目撃した他の騎手だというのだから、悪質さがわかるというもの。藤田伸二が岩田をボロカス言っていて、いやあんた検量室やキャバクラで…と言いたくもなりますが、確かに藤田は馬に対しては終始敬意と愛情を持っていたことは、彼の著作からもわかります。馬を凶器替わりにして、騎乗している騎手を脅そうというのは、私も許せない。名古屋の丹羽克輝を未だ許せないのは、走る、走らないに関わらず馬のお陰で今の自分がいるという、ホースマンに一番大事な心構えを持っていないから。岩田も然り。親が愚かなことをしでかして息子に肩身の狭い思いをさせるのは、東川公則と同じ。

一方でばんえいでは鈴木恵介が能検レース中バテた馬の顔を蹴って、競馬ファンや北海道を超えて全国一般のニュースにまでなってしまった。その馬は鼻から砂を吸ってしまい苦しんでいたことから、それを助けるためという擁護意見が一部にありますが、当人は「イライラしてやった」と白状している。鈴木はベテランだから、変に言い訳と取られるような釈明などせず、すべて自分が責任を負おうとしているという更なる擁護意見もありますが、だったら「イライラしていた」などと言わず、馬を救うためだったと前置きした上で、それでも適切な方法ではなかったと謝罪すればいいこと。私も動画を見ましたが、行為やその前後からも、馬を救おうという素振りは見られない。ばん馬が重いのは承知。人の腕力で頭を持ち上げられないのを前提にしても、前に何か別の方策を取ろうとして無理だと判断したうえでならともかく、いきなり蹴るだけで「馬の命を救っているんだ」と言われても到底納得できない。

この非難を、「ばんえい」を知らない無知な素人が虐待だと騒いでいる、と切って捨てるのは一番危険。鈴木騎手は正しいことをしたんだ、と納得する人だけで商売成り立つほどばんえいは安泰なのか?ばんえい競馬は北海道の帯広に唯一存在する競技として、ギャンブルとしてだけでなく、馬事文化として、修学旅行のコースのひとつとしても紹介されている。近年は漫画「銀の匙」で話題にもなったのですが、「銀の匙」を読んでばんえいに興味を持った人や、観光で見て、その迫力に感動した人は皆無知な素人。そういう人たちを取り込み、ファンの裾野を広げないといけないのでは?仮に鈴木が馬を救おうとした行為であっても、「イライラしてやった」と言って全部自分の中に収めればいい、わかる人はわかってくれるというのは自己満足に過ぎない。結果、鈴木の過去の行状まで引っ張り出されて粗暴な男というレッテルが貼られ、鈴木追放のみならず、「ばんえいは廃止しろ!」などという極論まで飛び交うようになってしまっている。

岩田のエテ吉については誰も弁護しませんし、弁護の余地ゼロなのですが、鈴木恵介の件については、バイオレンストレーナー・木村哲也の件と通じるものがある。一部の競馬ファンは大塚騎手が下手だから悪いと、木村を擁護していましたし、私も手を出すことや発言内容は容認できなくても、競馬が危険を伴うスポーツである以上、厳しい指導はやむを得ないと思っている。しかしそれはある程度知っている人たちの間だけの意見に過ぎない。JRAの不正受給の件でも、大物馬主から話を持ち掛けられたら断れない、という「力関係」からの擁護意見が関係者からも出ていましたが、これも競馬サークル内だけの論理。菅義偉のドラ息子に接待された総務省の官僚たちは、総理の息子だから断れないよね、仕方ないよね、と言っていいのか?という話になる。笠松の件でも、尾島たちが始めた頃の笠松の賞金や手当の安さは弁護材料にならない。向山や大原、藤原幹、森島ら、それでも不正に手を染めない騎手たちはいた。「笠松廃止しろ!」という声はムカつく。簡単に廃止といってくれるが、廃止したら競馬界全体にどう影響が出るか…と反論したいけれど、それもやっぱりファンの理屈。ここは黙って耐えるしかない。「競馬ムラ」のコモン・ローで理非を判断してはいけないし、私を含むファンもそれを心に留めないといけません。

長年続いた笠松の件はともかく、岩田康誠や鈴木恵介の件は、コロナで無観客、観客制限になっていることが影響を及ぼしているかもしれません。そういえば昨年、名古屋、笠松でたて続けに「カンパイ」が起った。周囲に見る人がいない状況が続くと、緊張感が薄れてしまう。「地が出た」といえばそれまでですが、衆人環視の中では絶対にやらないこと、やってはいけないことをやってしまった。

それに終息するどころか、変異種の驚異に晒されている異常事態に、今の日本人の心が荒んできている。イライラしているのは鈴木恵介だけではない。私がなかなか更新できないのも、ヘンに攻撃的なものにならないかという迷いがあります。とはいえ当たり障りのない、腫物に触れない文章も意味がない。当たって障って、腫物をつっつくのは、書くものにお金もらっていないアマチュアだからこそできる、ひとつの特権なのではないか?とも思うのですが、その辺りの匙加減は如何に。