粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

藤懸に心をへし折られました。

5月23日の競馬の結果

中央東京「オークス」…カスP ハズレ/逆神の権兵衛 ハズレ/モリアテ教授 ハズレ

1着 9番ユーバーレーベン(3番人気)カス△

2着 7番アカイトリノムスメ(2番人気)カス◎/権〇

3着 8番ハギノピリナ(16番人気)

 

レース直後、モリアテ教授から

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というメールが来ましたが、こっちは泣くどころではないわけで。

 

まず、この2枚の写真を見て頂きたい。

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おわかり頂けるだろうか?

アカイトリノムスメ軸の三連複流しにハギノピリナを一度は買い目に考えたものの、そうなるとヒモが6頭で15点になってしまうので500円惜しさにハギノピリナを切り、代わりに複勝で買った。

 

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三連複109,190円……複勝2,820円。

とっても死にたい気分になりました。

 

ヴィクトリアマイルの団野のように4着だったら、ハズレでもまだ諦めがついた。何で3着に来るんだ!?藤懸貴志に心を思い切りへし折られ、ダービーウィークだというのに数日間立ち直れず、ようやく本日ブログを更新できたわけです。もうトラウマです。馬券を買うのが怖くなった。藤懸も憎いが、500円ケチる己の貧しさも憎い。

まあ、私の運なんてこんなものです。仮にハギノピリナを入れていれば、これはこれで3着にタガノパッションが来てハギノピリナは4着だったでしょう。そう思うことにします。

 

勝ったユーバーレーベンは、寝ても覚めても氏がコメントしているように今年3月19日に他界した岡田繁幸氏が築き上げたクラブ法人ラフィアンの馬。

岡田氏が地方所属馬コスモバルクでダービーを狙い、話題になったのが私が競馬を始めて2年目。強面の岡田「総帥」率いる「マイネル軍団」に、ショッカーみたいなアヤしい魅力を感じました。ビッグレッドファームでの2歳時からの厳しいトレーニング、「総帥」の当時の言動から、異端児っぽい印象がありましたが、ビッグレッドファームを見学した人たちは、皆さん親切で感じが良い牧場だったと述べていました。確かshugoro氏も競馬マスコミ時代に「マイネル軍団の謎」という書籍(流星社刊)の制作に携わり、快く取材に応じてくれた…みたいなことを記していた記憶があります。笠松競馬の看板娘・トウホクビジンを引退後繁殖牝馬に引き取ってくれたのもビッグレッドファーム

「最後までしっかり追ってくれる」。ラフィアン柴田大知や丹内、引退したけれど中谷といった、比較的目立たない騎手を積極的に起用する理由が、ラフィアンそのものの姿勢を現していると思いました。ラフィアンの馬はキャロットファームら社台と繋がりのあるクラブと違い、良血揃いとはいかない。ユーバーレーベンも父ゴールドシップ、母父はビッグレッドファームの看板種牡馬(?)ロージズインメイ。とりわけ目を惹くような良血というほどでもない。将来を見据えて…などという余裕のある戦いなどできず、出資者に還元するため一戦一戦が勝負。そういった常に結果を求める事情から、一方では若手騎手を育てないという弊害もあり、若手を育てる環境をどう整えるかが、ラフィアンに限らずクラブ法人が大きな存在となった現在の競馬界の課題でしょう。

 

話替わって笠松競馬の水野翔の処分が決まりました。騎乗停止15日。

この15日というのは笠松競馬が再開されてから15日ということか?処分日が5月25日となっているので、その日からとなると、少なくとも6月11日まで開催の自粛が続くので、全く処分にならないことになってしまうのですが。

個人的には思ったより軽い処分だと思いました。さすがに馬券購入—事実上八百長—に関わった関係者たちのように追放まではないと思いましたが、一ヶ月は騎乗停止を喰らうと踏んでいました。特に軽率な行動を慎まなくてはいけない時期にやってしまっただけに、周囲の目も厳しく、しめしをつけるためにもある程度は厳しい処分は仕方ないと思っていました。軽いとはいえ連座して処分を受けた笹野師はとんだとばっちり。ファンにも師匠にも迷惑をかけたのだから、水野は染めた髪を丸坊主にして反省しなくては……と記してふと思う。私のブログの読者に断固たる丸坊主反対派がおられるのですが、懲罰で丸坊主って、意味あるのか?私の愚弟も高校時代はそれなりにワルで(今もガラが良いとはいえないが)、学校で丸坊主の罰を受けたことがありましたが。まあ、豊臣秀吉に降伏した九州の島津義久のように、昔は謝罪や降伏の証として「頭を丸める」という風習があったから、その名残なのかな?

ただ、大黒社の一岡氏のブログでも述べていたように、ここでも事務方のヘマが更に笠松競馬の印象を悪くした。

 

—一方、組合は今回の件を「馬券購入など一連の事件とは異質の事案」と判断し、4月の処分発表時には古田肇知事や組合管理者の古田聖人笠松町長らに報告していなかった。古田知事は12日、記者団の取材に「数日前に話を聞いた。組合のガバナンス(統治)が問われている時に大変遺憾なこと」と話した。(岐阜新聞・5月12日付)

 

笠松は組織の立て直しを図っているようですが、4月の時点でこの体たらく。

気になるのは、新しい事務方が今後笠松をどう運営していくか。不正が再度起こらないよう厳しい管理は必要ですが、一方で、現状では騎手等で他地区の応援も仰がなければならないでしょう。また、コロナ禍もあって競馬場に観客を入れるのはもう暫く先でしょうが、公正さばかりに拘り、ファンが近寄り難いような堅苦しい雰囲気の競馬場になるのも怖い。一番大切なのは馬券を買ってくれるファンを呼び戻すこと。厳しさと柔軟さ、両方が事務方には求められます。