粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

笠松競馬「東海クラウン」予想

f:id:KAS_P:20210910000631j:plain

モリアテ教授が送ってきてくれた写真。

キングカメハメハ、母アドマイヤグルーヴという超良血。2015年皐月賞、ダービー2冠馬。その後凱旋門賞菊花賞の両睨みだったものの骨折で長期休養。長期休養明けの翌年中山記念を勝ち、ドバイシーマクラシックで2着。宝塚記念は1.9倍の1番人気だったものの、8番人気の伏兵マリアライトにクビ差敗れ、その後競走能力喪失で引退、種牡馬に。これだけの素晴らしい活躍をしながら正直記憶が薄い。父キングカメハメハ神戸新聞杯を最後に引退し、ドゥラメンテよりも競走生活が短かったのですが、キングカメハメハの方が強く印象に残っている。数年前に安藤勝己笠松競馬場トークショーで「ただ跨っていたら勝てる馬だった」と述懐。確実にダービーを勝てると確信した馬で、むしろNHKマイルCの方が緊張したという。何故かというと、NHKマイルCを勝てないとダービーで自分が乗れないから。NHKマイルCの前走、毎日杯を福永で勝っているので、ここで負けると福永の手に戻ってしまう。そのトークを聞いて、2つのレースがありありと脳裏に浮かびましたが、デムーロトークドゥラメンテのことをどれだけ熱く語っても、ドゥラメンテ皐月賞もダービーも思い出せない。思い出せないということはおそらく馬券はハズレているんだな、と。デムーロ笠松競馬場トークショーをやったのですが、もしかしたらそのときドゥラメンテについて語ったかもしれない。でも憶えていない。これは2004年と2015年、私の中央競馬に対する熱量の差を物語っているのだろうなぁ、と思う。

……2015年のダービー、思い出した。福永のリアルスティールを本命にして、あまりの駄騎乗にレースを観た後、冗談でなく目眩を起こし、暫く体調を崩したレースだ。競馬でガックリくることは日常なれど、体調まで崩したレースはあれが最初で最後……であって欲しい。あのとき、福永は一生ダービージョッキーにはなれないと確信したのだが……。

 


www.youtube.com

f:id:KAS_P:20210910020128j:plain

9月9日付朝日新聞の社会欄で笠松競馬の再開について触れられていましたが、その中で荻野好弘記者の解説がまさに「我が意を得たり」でした。確かに追放された調教師や騎手たちが一番悪いのですが、淫獣調教師の件も含め、事務方はあまりに怠慢だった。まるで不祥事を小出しにしているみたいで、再開を企図していた7月には関係者の所得の申告漏れが発覚。しかもこれは当事者の方から「もしかして」と自己申告し顕在化。更に自粛が長引いた。ここまでズルズル長引くこともなければ、記事には当然触れられていませんが、水野も未だ現役だったかもしれない。個人的には、申告漏れは開催と並行して処理しても良かったのではと思っています。JRA関係者の助成金不正受給の件でも、中央競馬が開催を中止することはなかった。7月の時点で再開したら批判も多かったでしょうが、関係者の生活も逼迫していた。

 

それはともかく……

笠松競馬、初日で心折られました。

8ヶ月近く心待ちにしてこの仕打ち。

加藤聡一(名古屋)ファッ〇ン!

11Rで本命軸にすると4着で、12Rで買ってないと、逃げて3着に粘ってともに加藤で馬券がパーになった。とはいえ、11Rのウルスラについては元々地元のBクラスで結果が出ていないだけに、格上のヤマニンフレッツェやモリデンルンバがある程度力を出せればこんなものかというレースぶりと結果。ウルスラを過大評価していたというよりは、笠松勢を過小評価していた。

オマケに11Rで長江がさっそくスタート直後にポテチン。最終レースは騎乗し、木曜日は大事をとって休んだようですが、金曜日に復帰。大事なくて良かったが……。

ただわかったのは、笠松の馬については、あまりブランクを気にする必要はなさそう。実績ある馬で調教でそれなりに仕上がっていれば、それに見合う前評価をしてもいいかと。

 

「東海クラウン(A-1 )」の予想を。1900メートル。第12R。17:10発走。重賞「オータムカップ」のトライアル。

今回は全頭笠松所属馬で、長期の自粛でニュータウンガールら多くの有力馬が笠松を去りましたが、メンバーを見ると、走る馬が結構残っているという感じ。

加藤のヤツまさかいないだろうなと思ったら、いるし。しかも昨年「岐阜金賞」勝ち、名古屋の「東海菊花賞」(古馬重賞)でも4着だったダルマワンサ。中心になりそうな一頭。

恐いのはヒルデンハーグ。演習を除けば前走がA-3でナラを降して勝利。前々走「くろゆり賞」5着。ただ……ともに去年の8月の話。つまり1年のブランクがある。そのせいか演習はC-1クラスでしたが、グレイトデピュティ―最初に追放された4人組のひとり・島崎に重賞勝ちをもたらした馬―に大差をつけて1着。まあそれだけなら特筆する必要もないのですが、そのときのタイムが1400メートルで1:26:4。一言でいえば、重賞勝てるタイムです。さすがに「笠松グランプリ」は厳しいですが、それでも2020年の勝ち馬エイシンエンジョイ(兵庫)は1:26:0。「白銀争覇」レベルなら充分勝ち負けのタイム。中央在籍時に1800メートルで結果を出しているし、1900メートルも1度しか出走していませんが結果は悪くなかった。距離適性はあると思いますが、1900メートルで演習のときのような強さを見せられるかどうかでしょう。

 

◎2枠2番 シゲルグリンダイヤ(藤原幹)

〇5枠6番 ヒルデンハーグ(向山)

▲7枠9番 ダルマワンサ(加藤聡)

△8枠11番 ナラ(深澤)

△3枠3番 パンズーム(丸野)

×7枠10番 マイネルズイーガー(渡邊)

 

本命は昨年同コースの重賞「オータムカップ」で2着だったシゲルグリンダイヤ。本質的には1600メートルの方がいいとは思うのですが、1900メートルでも無様なレースはしないはず。A-1の演習でナラを降している。ただ実戦では2着続きで、手堅いけれどアタマはどうかという感じ。連軸で。

ヒルデンハーグを対抗に。もし演習のときの強さがここでも発揮できたら「オータムカップ」でも恐い存在に。ダルマワンサを▲に。

ナラは自粛前は酷使され続けてきた馬だけに、長期の自粛期間はプラスに作用するかも。元々地元のAクラスなら普通に勝ち負けできる馬。深澤が騎乗するので50キロで走れるのも大きい。演習ではシゲルグリンダイヤに0.2秒差敗れましたが、そのときは同じ深澤騎乗でも54キロだった。ちなみに前に管理していた湯前が追放されて、現在は伊藤勝好厩舎所属。

今回転入初戦の馬が数頭。その中からパンズームとマイネルズイーガーを指名。パンズームは10歳馬ですが、金沢のAクラスで健闘。4走前は、結果は7着でしたが「百万石賞」にも出走している。マイネルズイーガーは元中央3勝クラス。浦和のAクラスで微妙な成績。転入初戦の今回、蓋を開けてみないとわからないところはある。

買い目は2を軸に三連複3、6、9、10、11に流して10点。