粕本集呆の馬事放言

「粕本集呆の辛口一献」に替わるカスPこと粕本集呆の新ブログ。主に競馬関連中心ですが、ニコマス活動再開も企図しております。

笠松競馬「ゴールドジュニア」予想

漫画家ムロタニ・ツネ象さん死去、87歳 遺影に直筆イラスト 子ども向け歴史漫画の名手/サブカル系/芸能/デイリースポーツ online (daily.co.jp)

 

先日、漫画家のムロタニツネ象氏が去年11月に亡くなっていたというニュースが載っていました。1950年代からギャグ、ホラー漫画で活躍していたというが、私はそんな昔の漫画は読まない。でもどこかで聞いた名前だな…と思ったら、

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これだ。

後に子供向けの学習漫画がロングセラーになったということなのですが、私自身は大人—しかも中年になってからこの人の学習漫画を手に取りました。「世界の歴史」はナビゲーターが、タイム博士と、中学生らしき少年少女ふたりなので、おそらく中学生向きなのかなと思いますが、その割には内容が細かい。高校の世界史Bレベルなのですが、漫画自体が非常に明快で解りやすい。単純に歴史的事件を時系列で羅列しているのではなく、その背景や、どうしてこうなったのかという流れをしっかり描いてくれている。例えば塩野七生の名著「ローマ人の物語」での、ポエニ戦争終結からマリウス、スッラの抗争に至るまでの古代ローマの社会的混乱を描いた「勝者の混迷」(文庫版で6、7巻)は、結構複雑で難しかったのですが、この漫画だと、その辺りはたった3ページで「なるほど、そういうことだったのか。先にこっち読んどけば塩野七生の方もすんなり飲み込めたんだ」と唸ってしまう。世界史Bを選択している高校生は必読。ちなみに古代中国の巻は漢文を指導していた大学受験生に「これを読んで昔の中国の背景を知れ」と贈呈しましたが、これもかなり細かく、冒頓単于(前漢初期の匈奴の王)ってなんて怖いヤツなんだ、と戦慄しました。

そういえば石ノ森章太郎氏の「日本の歴史」を、どこかの東大出身タレントが受験の必読本だと宣伝していましたが、私はお薦めしない。スピード感に欠け、受験の参考書にするには間延びし過ぎていると思います。まあ、元々学習漫画ではないのだし。ただ、確かに面白いし細かいところまで丁寧に描いてくれているので、特定の時代を詳しく知りたい、という人には向いている。

 

閑話休題笠松競馬「ゴールドジュニア」の予想を。1600メートル。第10R。15:45発走。

今、笠松競馬はとんでもないことになっています。25日の「全日本新人争覇」は、東川と笠松に短期騎乗に来ていた岩本(岩手)は参加せず。同日笠松で騎乗ということになってしまった。笠松の騎手ふたりがコロナに感染したのですが、連日ほぼすべてのレースで騎手変更。本来高知にいるはずだった東川と岩本もスクランブル登板。26日は24頭の馬が騎手変更。藤原幹と、短期騎乗に来ている黒澤、服部、高橋悠、それから名古屋の細川が変更対象。藤原と高橋が「疾病」で残り3人は「事故」。「事故」というのが例えば「濃厚接触者」とか、コロナと関係しているのかどうかは判りませんが、当日にならないと騎手変更がわからない。「ゴールドジュニア」も兵庫から2頭遠征してくるのですが、笹田、吉村が来るかもわからない。ちなみに26日も名古屋からは普通に騎手が来ていて、ロックダウン状態ではないらしい。まあ、笠松競馬場も無観客ではなさそうだし。

 

◎4枠4番 ラムリケティ(黒澤)

○8枠10番 エイシンクレモナ(兵庫・吉村)

▲8枠9番 バウチェイサー(兵庫・笹田)

△6枠6番 シャローナ(藤原幹)

×5枠5番 カントリードーロ(向山)

 

ラムリケティとシャローナは騎手変更の可能性大。兵庫2頭の鞍上もわからない。

戦績的には兵庫2頭がひとつ抜けていますが、「白銀争覇」での兵庫勢壊滅の記憶が新しい。そこで中央から移籍後、重賞ではないにせよ、2戦2勝圧勝劇のラムリケティを本命に。中央で新馬、未勝利を5戦してここに来たのですが、中央では芝の1000~1200メートルしか使われていない。中央ダート1400メートル~マイルで頭打ちになって来たならば、笠松に来て連続して大勝でも「笠松だから…」と疑うのですが、もしかしたらこの馬はダートでこそ真価を発揮するのでは?と期待も持ってしまう。ただ、課題もあり、ひとつはメンバーの中ではずば抜けて小さい360キロ代の馬体。そのため調教でも強い負荷はかけられない。それに圧勝とはいえ特別時計が速かったわけでもなく、前走、今回と同じ1600メートルで1:46:0では、この舞台ではお話にならない。この相手でどこまで時計を縮められるか。黒澤の騎乗は今開催金曜日までで、最後に重賞で花を咲かせられるかと思っていたのですが……。

シャローナは「ラブミーチャン記念」4着、「ライデンリーダー記念」6着。東海公営勢では、場数を踏んでいますがともに勝ち馬から2秒以上差をつけられている。兵庫からの2頭は強敵ですが、それでも「ラブミーチャン記念」、「ライデンリーダー記念」よりは相手関係が楽になっている。2走前(4着)に1.4秒差つけられたイイネイイネイイネは名古屋の「新春ペガサスカップ」3着。これは鞍上の加藤聡の騎乗が下手だった。スムーズならもっとやれたはず。そう考えると、シャローナも勝ち負けはともかく、このメンバーなら馬券にならない馬ではない。

ただ、先述したようにこの2頭は鞍上変更の可能性が高い。このレースに出場しない騎手で有力な騎手が二人います。ひとりは名古屋の岡部誠。それから今開催から復帰した渡邊。兵庫の2頭がそのまま笹田、吉村だった場合、この2頭のいずれかに岡部、渡邊が乗ると思います。

カントリードーロは2走前、シャローナと0.2秒差とほぼ互角。ただ前走は2着ながらラムリケティに1.2秒差つけられた。先行してどこまで粘れるか?

 

買い目は4を軸に三連複5、6、9、10に流して6点。

馬単4、9、10のボックスで計12点。